トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

タテハチョウ跳んだ

2017-03-09 | 小父のお隣さん
 今朝も泥水池は氷結していたが昼頃には日陰の部分も溶けている。風は冷たくとも太陽高度は上がっていて春は隠しようもない。
 拠点道具小屋から下り、原っぱ部へ降りた時にタテハチョウが飛立った。直ぐに着地したから撮影しようとケータイを出して着地点あたりに向かう。また突然飛び立って至近距離で見失ってしまった。初見で初撮影はもろくも崩れ去ったのである。
 もう「飛び立った」というより「跳んだ」と表現する方が妥当な素早い行動で一瞬で見失ってしまう早業である。翅縁の独特な形状は見てとれたからタテハに間違いは無いのだが特定までは出来ない。
 タテハも早春から見る蝶だけれど、今期はキタキチョウがまだ出現していない。

梯子か階段か…

2017-03-09 | 今日は真面目に
 有機溶剤による体調低下で修理部門は撤退したものの、助っ人先での便利屋課業が終了せず「ちゃぶ台返し」や「穴まくり」が出来ない気弱な小生としては「情に竿をさせば流される」ままの漂流状態が続いている。
 断固撤退をしたところで何の問題も発生する訳もないのであるけれど、持って生まれた性分は如何ともしがたい。まあ、便利屋課業と自嘲してみたところで嫌な作業でないところが問題で、帰するところの原因結果は自らが招いているに等しい…。

 さて、安全面を最優先の原則に立てば「塗装現場の換気ダクトと防毒マスク」は、いの一番であり、ベルト駆動部の保護カバーの修理は第二段として片づけた。三点目は倉庫二階に上がる梯子を取り換える事にした。現在はアルミの梯子を垂直に固定し使っているが、男子はともかく女子には使いにくい。通常の階段仕様に出来ない物理的制約の有る中で、少しでも昇降が安全かつ楽にできる設えと言っても素人には限られる。

 素人なりに形にしてみたものの「梯子の様で階段の様で」なんとも判断しづらい物になってしまった。梯子と階段の違いが不明なので「好きに呼称してください」である。小生なりの感覚では「梯子」としか言い様が無いが、目標気分は階段だったのだ。
 側板製材 ➡  罫書き ➡  切り込み

              部材配置 ➡    設置完了

 梯子の場合、踏み板はほぞ穴で位置決め固定をするのが普通と言えど、ほぞ穴加工が手間なので溝を切って挟み込んだ。これが更に手間を喰う事になるなど夢にも思わず組み立てたら、側板と踏み板の組み合わせ部に隙間が出来る。ネジで締めれば解消するかと思ったものの、ネジの圧力では隙間は残ったままであった。

 皺のない脳みそをフル回転、実際は回転させてはいないのだが結論は「溝を切った事で反対側の圧力が優勢になった」と言う事、つまり溝を切った側が縮んで弓なりになったのである。
 そこで梯子の中央部に寸切りのボルトを差し込み両サイドからナットで締め付けてみた。これでようやく踏み板全てが正常な状態に位置した。まあ普段、行った事の無い加工を行うと思わぬ結果に戸惑ってしまう事が多いと言うのが実感だ。

 「木aワーカー」を標榜する小生の守備範囲からは逸脱していない範疇に思えても、フイールドとはかけ離れた領域での活動は、やはり筋違い、逸脱へシフトしているのだろう。KYも読んでしまう村社会育ちの性癖だと「分かっちゃいるけど止められない」泥濘が続くのである。
 この使用感など聞く事もなかったが、後日「とっても楽になりました」とおばさんが言ってきた。まあ、苦労の甲斐はあったか…。