トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

マメザクラ満開

2017-03-30 | 小父のお隣さん
 フイールド駐車場、沢との境に植栽してあるマメザクラが満開になった。満開になったと言っても目立つ花樹でもなく少しばかり離れて眺めれば「ボワーッ」とした雪洞の灯りの様な雰囲気である。何本か植栽したのだが、周囲の木々が大きくなり夏季には日照を遮られる位置にあるマメザクラは花つきが悪い。

 と言ってみたところで、もともと派手さは無い花樹だから人は気にも留めない。当地の桜の開花宣言はまだ出ていなくて、例年より遅れている感がする。周囲のヤマザクラは赤い新芽が見えるようになって数輪は開花してきた。小生にとってはソメイヨシノの開花宣言より「ツバメが飛来していない」、「ヒキガエルの産卵が無い」方が気掛かりである。ツバメはともかく、ヒキガエルは猪に捕食され尽くしたのかと思っている今日この頃なのだ。

 フイールドより奥まったところにある少々早咲きのヤマザクラは開花しているかもしれないが、近年は、わざわざ車を走らせる事もしなくなった。実生だからヤマザクラと思っていてもバリエーションがあるのだろうが、至近で見た花はどの樹も下向きの花だった。さて、ヤマザクラの花は下向きに咲いたのだったかどうか、確認した事など無かった。

            全景       近くで見ても慎ましい