
本来なら暮れの大掃除が世間様の倣いではあるものの、押し詰まってから庭の片付けをしていた折、隣家の主人が「もう大掃除も片付けも省略」と言っていたので、ご近所付き合いの都合で小生も同調した。出かける前に観天望気をするから日和見は習性なのである。
その結果、浸食防止の作業となった訳だったが思い通りにはいかない。晩秋に除伐したクワの枝を杭に加工し打ち込み作業をしてみたが固い砂礫層に阻まれ打ち込めない。滝つぼからの流出部は細めの杭をかろうじて打てたものの隙間なく並べるとユルユルにまってしまい杭の強固さを保てない。結局、隙間を開けて打つ事にした。これでは水位は上がらないけれどゴミが掛かれば出水時には上昇するだろう。まあ、慰めにちかい。
下流部も流路を横切り杭列で水流を押さえ河床を形成するつもりだったものの杭を打てないので巨石投入に変更する。フイールドと関わり始めた頃、駐車スペースを作るためと平坦部と法面の見切りと車両の転落防止に掘りだした大石を配置してあった。現在は肩の部分に樹木が育ち見切り石は必要が無い。これを侵食の大きい部分に投入したのだが重い事重い事、Yさんが4尺のバールを持っていたから二人掛りで転がし落とすこと数個。もう一個あるのだが、後日作業にした。
「大石小石、転んで泣いた」は「二十四の瞳」台詞の記憶だが「大石小石、運んで泣いた」は小生の現実であった。まあ、いくらお爺と言えども「お結びころりん」の様なご褒美もなく、せめてイクラくらいは食べたいと思っても年金生活の懐にはいくらも無い…。


