ウオータークリーナーの濾過槽部分をミネラル補充のための「ミネラル槽」として水底に沈めてあるが、これに塩ビ管の脚を3本取り付けて高床式に変えた。これは池の底面全てを生物に開放させたいがためである。
その理由の元になったのはシジミの繁殖で、沈めておいた産卵管理籠の砂泥から5mm前後の稚貝が出た事、池の深い部分「魚溜り」の砂泥の中は未確認ながらコンクリートむき出しの底にも稚貝が随所にいた事に由る。先般、ミネラル槽に卵の殻や落ち葉を追加した時もネットで閉鎖した槽内に稚貝がいた。もう、どこに稚貝がいるか分からないからシジミの管理確認はしないで放って置く。
願わくはタナゴが産卵してくれる貝の繁殖なのである。
今までミネラル槽は砂泥部分では無くコンクリートむき出しの部分に置いていたので掃除の時に移動させたりして稚貝を潰す恐れは十分にあったと観た。
砂泥部分に置くため高床式にした理由は2点、「砂泥中の貝の移動を妨げない事」とミネラル槽と水底に隙間がある事でタナゴやドジョウの隠れ場所が増える」に尽きる。
魚が隠れる設えは丸太の沈木と根株の沈木があるものの、丸太の隠れ場所は「使い難い」のではないかと忖度したからでもある。丸太表面に発生するプランクトンや溶け出す成分でのメリットはあるだろうが、循環式から曝気式に変更した事で濾過されずゴミとなる塊が見られる様になり、丸太の下はゴミ溜りみたいになって隠れる場所としての質が落ちてしまった。
それに稚魚専用エリアを投入した事で池の中の水域空間がゴチャゴチャしてきた感もあるし…。まあ、あれこれ思い煩っているより着手して実践した方が理解しやすい。
3脚を取り付け ➡
設置した