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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ヒキガエルの卵塊は孵化した

2019-03-26 | 小父のお隣さん
 一帯水系に産卵されたヒキガエルの卵、既に孵化が始まっていた。上の池は水深を下げられたせいもあり濁りが無かったためよく観察できる。
 まだ泳ぎ回る状態ではないけれど、孵化した個体は包まれていたゼラチン質の上で動かずにいる。
 既に孵化してゼラチン質は見えなくなってしまったニホンアカガエルのオタマジャクシは散開し、これも水底で動こうとはしない。動いても動かなくても小生にはどうでも良いのだけれど変態し陸に上がってくれるまでは泥浚いなどの水中環境を変動させる作業は出来なくなった。
 まあ、これもどうでも良い。他にやらねばならない事は目白押しなのだ。この「目白押し」、目を白黒させる事と思いたい繁忙期に入る。

こけら版「花を看、還た花を看る」 5 森の星

2019-03-26 | 旅行記
 被地植物ではないだろうがロゼット状の植物で何となく可憐な雰囲気の植物だった。林床を埋め尽くすほどではなかったものの、ここかしこに花を見られ、極めてありふれた植物である。和名は「ツマドリソウ」と言うのだとかで、現地では「森の星」で通っていた。まさしくその雰囲気アリアリで、オオイヌノフグリやママコノシリヌグイ、はてまたヘクソカズラなんて命名より好感が持てる。

 ママコノシリヌグイやヘクソカズラは許容できるとしてもオオイヌノフグリを命名した学者は誰なのだろう。普通は花後の状態より開花している状態こそ注目できる植物と思うけれど、命名権者の深層はうかがい知れないものがある。

 撮影して整理もしないままに1年が過ぎようとしている今となっては記憶も朧になりメモを見ても役に立たなくなった。さてどれがツマドリソウなのか見当もつかず下に掲げた植物も「被疑者」に見えてしまった。最終的には文頭の写真が正しいのだったが日本にも自生していたとは知らなかった。
 若いみぎり、高山植物を追って山行していた小生であるけれど記憶が全くないのである。そろそろマダラが始まった徴候か。
 これは脳内の神経索に開花した星に由るのだとかと記憶している。「脳の星」や「皮膚の星」なんてものになるとロマンチックとは程遠い。まあ「ロウカチック」と言うべき現象であろうか…。