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保護活動を続けている知人のところでは猪の被害を防ぐため太陽光発電での電気柵も設置しているものの、全てを囲いないし保護した卵塊の密度を高くするのはリスクも高く水槽で放生まで育てるにしても飼育密度は低い方が共食いのリスクを減らせる。
でな事で放生直前までの里親であるが「賄付き」だから水槽の用意と給餌だけの管理だ。前回まではコンテナを水槽代わりに使ってみたが、今回は浅く広口の鉢を使用し底土に荒木田土を入れてみた。水だけの水槽より少しは環境に近くなったと自分では勝手に信じている。
まあ、これも爺我自賛であるけれど、この年齢になると誰も褒めてなどくれないから自賛でもヨイショは欠かせない。全ては健やかな老後のためでもある…。
さて水槽に落ち着かせて一晩、朝の御機嫌伺で疑念が湧いた。酸素供給にはこの形が良いだろうが縁が垂直でないと逃亡しやすいか…と。孵化までにはまだ日数があるから安い洗濯たらいかセメントをこねる箱でも調達しよう。
どちらにしても「お世話」というのは手がかかる。それでも世話を焼かれるよりなんぼかましだろう。