小生的には「オハグロトンボ」なのだ。ここ数日、林道上でよく見かける。里の本川沿いに行けば普通に見られる種であるものの、水辺があるとはいえ谷田のフイールドでは何時も飛翔する種でもない。
ハグロトンボが呼称だと分かっていてもオハグロトンボが言いやすい。このトンボの翅を展開している瞬間を撮りたいけれど小生のカメラでは役には立たなかった。スポーツモードで連写すれば可能かと思うものの試みた事は無い。
やはり実物を直接眺めているのが極楽極楽である。その翅の開閉だが同じ速度で開閉している様でなく「品をつくって」と言いたくなる風情が堪らない。
このトンボだけであるけれど大夫が扇で胸元へ風を送る、まあ、誘われている感じで一瞬吉原に立った田舎モンの心持になるし冥土のイメージも伴う。かくして我が煩悩も休まる時が無い。
ヒグラシが鳴き始めたが、その鳴き声を聞くと母の里を思い出す。幼少期の記憶と関連しているのは間違いないけれど理由は分からない。連想を呼ぶ糸口は不思議である。
極楽も冥土の旅の一里塚
ハグロトンボが呼称だと分かっていてもオハグロトンボが言いやすい。このトンボの翅を展開している瞬間を撮りたいけれど小生のカメラでは役には立たなかった。スポーツモードで連写すれば可能かと思うものの試みた事は無い。
やはり実物を直接眺めているのが極楽極楽である。その翅の開閉だが同じ速度で開閉している様でなく「品をつくって」と言いたくなる風情が堪らない。
このトンボだけであるけれど大夫が扇で胸元へ風を送る、まあ、誘われている感じで一瞬吉原に立った田舎モンの心持になるし冥土のイメージも伴う。かくして我が煩悩も休まる時が無い。
ヒグラシが鳴き始めたが、その鳴き声を聞くと母の里を思い出す。幼少期の記憶と関連しているのは間違いないけれど理由は分からない。連想を呼ぶ糸口は不思議である。
極楽も冥土の旅の一里塚