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問題はそのような事でなく幼虫にも体色差が多くなった事にある。数年前から褐色の体色を持つ幼虫が増えてきたのだ。ジャコウアゲハの幼虫の体色は通常は黒に白、言わば「パンダ風」にイメージできるのだが褐色体が増えたのでイメージが変わる。
親蝶の翅の色合いも言わば「ストーンウオッシュ風」に掠れて見えるのだけれど、この差は個体差と認識出来ても幼虫の体色の違いは心もと無い。
他の種、トンボやバッタに目を転じれば確かに成体同士、幼体同士で体色の異なる個体差があるのは承知なものの蝶の世界の事は知らないのである。まあ、知らなくても知っていても個人内差の事柄なので世間にも生活でも支障は全く無いのだが、同じ蔓を食している同齢の幼虫たちなので兄弟だろうし、母蝶は、このような体色差をもたらす遺伝子を有しているのは間違いないだろう。
増えているように見えるのは「優性」いいえ「顕性」かもしれないが、一方の「郵政」いいえ、「潜性化させる素因」は悪弊に他ならない。まさしく「訴因」になる。これらの要因は文明開化以来、日本国権力構造と構成員子の遺伝子なのだ。潜性過剰で押し出されてくる「権勢」過多事例(顕罪化)を見ると、それは厭きれ果てるほどの劣化体で既に志の羅針盤や人としての信義則や矜持さえ有していない極みの個体ばかりである。国を挙げてどの国も国家泥船改造に邁進中、トレンドは渇蝕体政である。
それと比べると「一寸の虫にも五分の魂」とはよく言ったもので「じゃあこうする!」を代々堅持しているのが素晴らしい。民草の繁茂や安定は照顧脚下にあって権勢には存在しない。アゲハ!ー・・・。
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