トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のとんぼ「打水産卵していた不明種」

2019-08-28 | 小父のお隣さん
 泥水地の刈り払いをざっと済ませ集草は乾燥させてからにしたいので気分は終了モードになってしまった。帰宅するには早いのでカメラを携え銀ブラならぬ池ブラしていた。
 トンボ池2で打水産卵している種がいたのだが腹部末節が反り返っている。「なんじゃこれは!」と思いつつ、近寄ると逃げられる心配があるから位置はそのままに10枚ほど撮影したのだった。

 カメラのモニターでは形は判明するのだがパソコン上では暗く不鮮明になってしまう。「不明種」どころか「不明」な画像にしか見えない。

 大きさは80mm程度で色彩はヤンマ型に見えた。飛び去る時には反り返りが無かったので産卵時だけの体勢なのかどうか・・・。このタイプで打水産卵は恐らく初見であろう。3枚の画像には末節が反り上がっているのが確認できるのだが、恐らく写した当人だからで、他人では無理だろう。画像を移動再生するとおしなべて暗くなる。理由は分からん。

             カメラ本体の画像はもっと鮮明だ 

泥水地1の除草

2019-08-28 | 水辺環境の保全
 8月に入ってみるみる繁殖してしまったのがチゴザサである。「発生したな」と思いつつ抜きとり時期を失してしまうと畳一畳程度は簡単に広がる。こんな時はミルミル飲んで頑張ろう。
 今回の除草対象の大半はチゴザサで、そこにミゾソバが畦から進出同居している部分もあった。このミゾソバもランナーを出し節から発根し勢力拡大していく。特に水中への発根は厚いマット状になるので水上部より水中部の体積や重さは比較にならないから隠し肥満のタイプである。

 造林鎌で底層を挽き切ったり三本鍬や貝掘り熊手で掻き寄せ除草を試みた事もあるけれど、やはり手取りが確実と言うのが結論である。この日、雨の止み間がありそうなので出かけてみたものの泥水池1の除草が片付かぬうちに雨脚が強くなり逃亡。上から下まで汗と泥でどろどろだった。言わば「ヒュードロドロ」てなもんや三度笠。

 気温が下がり涼しい夜を過ごし元気0.3馬力、残りを除草した。そんな気象でも午後には33℃となりさすがに暑く感じる。水域の除草を一通りすませ、残る刈り払いはフイールド一巡して今期の除草や刈り払いは一段落する。
 日程的にも再発生の生理からも8月中は無理で、やはり9月になってしまうから例年通りの顛末だ。
 
 ここまで繁殖  ➡   降雨で途中で逃亡  ➡    翌日終了