トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

自作なら今風イケヤか・・・浮揚水槽を池家に替える

2019-08-21 | 何よりの楽しみ
 自作の池家なのだが外資の方はイケヤなのかイケアなのかは知る由もないが水辺には嫌うべき葦がある。さて小生的には池屋か池巣、通常語では生簀と言うだろう。ホントいけ好かないお爺である事よだが、どうも生簀は生贄と見え方が混同し使いたくない。原因の乱視も老眼も不便には違いないが判別は大脳皮質の役割だから薬石は期待しない。

 タナゴの稚魚は親魚と同居は共食いされる危険が大きいので分けて飼育をするのが常道とかでうきあげ水槽で育成するが、ヨシノボリに池屋を作って素材はまだ残っているし同じ設えで稚魚の池家も制作した。この池屋と池家は同じ設計でも目的は正反対の代物で「喰わせないための隔離」と「喰われないための保護」とする大きな違いがあるから同一表記では正しく伝わらない。池の中に更なる生簀を入れたことになるから一緒くたでは池巣か。

 ともかくこれで同じ水域内で管理できるので多少は省力化が可能だろう。何よりも大味になっても環境安定性は稚魚の身になら尚の事、捨てがたいのだ。
 つまりは環境エンリッチメントなのかアニマルウエルフェアなのか判然としないものの、小生の住む先進国家に於いての社会的弱者はこの基準すら達成されていまい。恥ずかしい限りであるオッホン。

 まず池巣の骨格はミネラル槽を転用した。外側を鉢底ネットで包み固定すれば簡単に完成する。ミネラル槽の時は結索バンドでネットを固定したが、今回はリベッターで固定した。この方が強固で安定する。作りながら気が付いた。これはそのまま浮き上げ水槽、いいえ浮き上げ池巣として使える。
 幸いにも底部は高さ数センチの縁がありこの高さまで砂を敷き詰められる。母貝の環境としては池の中のままだから浮き上げ水槽に移すよりもストレスが無いだろう。貝から出た稚魚は鉢底ネットの格子目を通過できないので親に喰われるリスクもない。
 暑さ続く日々、脳軟化しながらも小生の思考回路は相も変わらず爺我自賛が続き祝着至極である、いいえ執着至極と言うべきかどうか・・・分からん。

 ネットを巻く  ➡    完成         床下は魚の隠れ場所