トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

孟宗発生器で発生妄想

2021-04-07 | 感じるままの回り道
 拠点道具小屋に土嚢袋を取りに行った時、水槽の蓋の上には砥石の入った手桶や孟宗竹の短筒などがあって水が溜まっている。何気に目をやったら竹の筒にはボウフラが点描模様のようにビッシリ浮いていたのだ。一方、手桶やバケツの水溜りには姿が無い。ここでピンときた。
 さっそく予定変更で急遽孟宗竹を除伐し太く節の長い部分だけ切って食草園まで運んだ。どうするかと言うと短筒の容器にして袋の中に立てて、これは倒れないように敢て三密なのだ。そして水を満杯にし発生槽脇に置いた。つまりは生竹の容器はボーフラが好んで発生するだろうと読んだのである。これで母蚊を呼べるのかどうかは一週間もすれば答えが見える。

 水を入れている途中に既にハエが飛んできて切り口を舐めているし、だからこそ蚊のママも好いてくれそうな予感があるのだ。まあ、姥捨て山の寂しいお爺にはボーフラ集団さえもほっこりする相手なのだった。ボーフラも山の賑わい、ボーフラも山のおチビちゃん、ボーボーフラフラは山の爺、フラフコはブランコ、お粗末。