きつい作業が続いた。労働強度から言えば中程度の作業ではない大樹の伐採や杭打ちなどの水系保全作業だった。くたびれた自覚があるから一日の休養を取ったのだが結局は鉢物の植え替えで午前は終わり、昼食後には食草園に移植したいカタバミを掘り上げようとしゃがんだら羽化したばかりのジャコウアゲハがいるではないか。庭のウマノツルクサも50cmほどに伸びて親蝶も羽化する頃だとは感じていたが午後の羽化体は初めてで、外壁には越冬蛹が幾つも取りついてはいるものの黒化した蛹は見ていない。
そもそもぶら下がっている蔓は雲南百薬の根元でここには蛹など無かったはずだし、至近の基礎や外壁にも羽化した痕跡の殻は無いのだ。
となると「どこから来たのだろうか?」と言う疑問が解消しない。脱皮してから地上に落ちて再び止まり木としてそこにいるのは考えられなくも無いけれど、それほど歩行能力がある状態とも思えなかった。翅が展開していないし1時間ごとに撮影すれば今まで見る事のなかったジャコウアゲハの初飛翔まで鑑賞できるかと期待したものの1時間後には姿が無かった。翅の展開はしたとしても硬化する時間は無かったはずで、イソヒヨドリにでも捕食されたのだろう。
まだ蛹のままの個体が五つほど外壁にあるが経験則で思うに、新聞を取りに玄関に出る時間帯には飛び立っているのがお約束…。
そもそもぶら下がっている蔓は雲南百薬の根元でここには蛹など無かったはずだし、至近の基礎や外壁にも羽化した痕跡の殻は無いのだ。
となると「どこから来たのだろうか?」と言う疑問が解消しない。脱皮してから地上に落ちて再び止まり木としてそこにいるのは考えられなくも無いけれど、それほど歩行能力がある状態とも思えなかった。翅が展開していないし1時間ごとに撮影すれば今まで見る事のなかったジャコウアゲハの初飛翔まで鑑賞できるかと期待したものの1時間後には姿が無かった。翅の展開はしたとしても硬化する時間は無かったはずで、イソヒヨドリにでも捕食されたのだろう。
まだ蛹のままの個体が五つほど外壁にあるが経験則で思うに、新聞を取りに玄関に出る時間帯には飛び立っているのがお約束…。
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