糖度7度、4.5kgほどのイチゴを煮詰めてイチゴ糖にしてみたら酸味優勢な出来上がりだったが「美味しい」絶品になった。冷凍してみたものの当初に浮かんだ羊羹を作ってみることにして午後の一時を費やした。イチゴ糖500g、棒寒天1本と水だけのレシピである。
自宅に羊羹の型が無いので姥捨て山逃亡の際、百均で探したけれど「これは!」が見当たらず、製氷皿のスティックタイプを購入してきた。寒天を煮溶かすのに水も400mlほど使うから製氷皿1個では不足だろうと思ったのである。手順通り寒天を煮溶かして沸騰させ、そこに解凍し加熱済みのイチゴ糖を加え十分に撹拌した。その上で製氷皿に注いだのだが丁度量り切ったごとくピタリと収まったのだ。
さっそく粗熱を取るのももどかしく冷蔵庫に収める。夕食後のデザートに試食してみたのだが大きな過ちに気が付いてしまった。
まずその1、寒天と水で倍量にした結果、糖度が半分に落ちて、それでなくても果汁糖度で7度程度だったから甘味は不足していた素材である。加糖すれば良かったと悔やんでも後の祭りだ。さらにその2、果実の粒々が全量混入していて、これが触感を悪くしてしまった。「裏漉し」すれば滑らかになったはずなのだが経験不足の結果でもある。
この2点を除けば見た目も口当たりも「水羊羹風」になっている。まあ、イチゴ糖を口に入れた感激とは程遠く、達人、マスター、プロフェッショナル、スペシャリスト、エキスパート等々、匠の道、究めの境地には程遠く窮めの窮すで完結したわい。まあ、トホホの顛末…。
それにしても生食では気にならなかった粒々がこうもしゃしゃり出るとは、お釈迦様でも気がつかんかったゆえに「オシャカ」紛いの出来映えだったので二度目のトホホ…。人生はトホホよりノホホンが幸せなのである。三時のおやつ時には自家製紅茶をたっぷり使った渋い紅茶で頂くとするか。そう、「甘いお菓子や夢でなく今の今をより美しく明るい社会を築くため・・・」。
準備 ➡ 冷却容器に入れる ➡ 凝固前に待てずに試食
自宅に羊羹の型が無いので姥捨て山逃亡の際、百均で探したけれど「これは!」が見当たらず、製氷皿のスティックタイプを購入してきた。寒天を煮溶かすのに水も400mlほど使うから製氷皿1個では不足だろうと思ったのである。手順通り寒天を煮溶かして沸騰させ、そこに解凍し加熱済みのイチゴ糖を加え十分に撹拌した。その上で製氷皿に注いだのだが丁度量り切ったごとくピタリと収まったのだ。
さっそく粗熱を取るのももどかしく冷蔵庫に収める。夕食後のデザートに試食してみたのだが大きな過ちに気が付いてしまった。
まずその1、寒天と水で倍量にした結果、糖度が半分に落ちて、それでなくても果汁糖度で7度程度だったから甘味は不足していた素材である。加糖すれば良かったと悔やんでも後の祭りだ。さらにその2、果実の粒々が全量混入していて、これが触感を悪くしてしまった。「裏漉し」すれば滑らかになったはずなのだが経験不足の結果でもある。
この2点を除けば見た目も口当たりも「水羊羹風」になっている。まあ、イチゴ糖を口に入れた感激とは程遠く、達人、マスター、プロフェッショナル、スペシャリスト、エキスパート等々、匠の道、究めの境地には程遠く窮めの窮すで完結したわい。まあ、トホホの顛末…。
それにしても生食では気にならなかった粒々がこうもしゃしゃり出るとは、お釈迦様でも気がつかんかったゆえに「オシャカ」紛いの出来映えだったので二度目のトホホ…。人生はトホホよりノホホンが幸せなのである。三時のおやつ時には自家製紅茶をたっぷり使った渋い紅茶で頂くとするか。そう、「甘いお菓子や夢でなく今の今をより美しく明るい社会を築くため・・・」。
準備 ➡ 冷却容器に入れる ➡ 凝固前に待てずに試食