トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

アカボシゴマダラ蛹化の頃合い

2021-04-25 | 小父のお隣さん
 越冬した幼虫はみるみるうちに巨大化し終齢幼虫となってしまう印象がある。初冬から目をつけていた幼虫はすでに蛹化して、気が付かなかった越冬幼虫はすでに終齢幼虫に近い。
 S先生がエノキの幼木で見つけた二頭の幼虫は幼木の葉量が不足して蛹化できないかもしれないからと枝ごと採集し葉の量の豊かな若木の枝に結わえて転居させたのだった。

 まだ食欲旺盛な幼虫は食べ続けて丸々太っているし、葉裏の蛹は葉の色に紛れて見つけにくい。それでもジャコウアゲハの蛹と比較すれば美しく宝石みたいに思えるのだ。クロコノマチョウの蛹もアサギマダラの蛹も緑の宝石に思えるのだが、それらを見れるのはまだ先の話で、アサギマダラは幼虫さえ見失ってしまった。

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