![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/12/3a/8840b199e8146e6d81c150400333002d_s.jpg)
S先生が来場された折りに其の事を話したら「アカボシゴマダラでしょう」と明言された。アカボシゴマダラって黒っぽくて赤い星があるチョウではないか。記憶を丹念に引き出してもくだんのチョウはアカボシゴマダラとは重ならない。そんな折も折、駐車場で四方山話の最中にその感じのチョウが飛翔してきた。「確かめましょう!」とS先生が捕獲してくれたのはアカボシゴマダラのメスであった。なるほど白っぽく見えるし駐車場を飛翔していた時は白いアゲハとも思える感じだったしクリーム色に見えたような光の加減の時も有って腑に落ちたのった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/35/9c5372bd8f2f99db90eebe74d68d8861.jpg)
アカボシゴマダラは当たり前の発生種になってしまったがそれはともかくこの日は初記録があったのだ。それはイシガキチョウで小生が見ても判るはずも無いけれどS先生は捕獲確認のために追ったのだが写真も撮れずに去られてしまった。
1977年版の図鑑では「イシガキチョウ」だが別社の2002版ではイシガケチョウとなっていて???なのだが、それは別にしてフイールドで初記録となったイシガキチョウでS先生はがっかりするやら興奮気味やらで研究者となればそういうものなのだろうと改めて感じたのだった。
でもでもそのことで小生にも光が当たるチャンス到来となった「初記録のイシガキチョウの初撮影者‼」これは記憶には残らなくても記録には残りそう、もうウヒヒである。言うなれば「初物を乱視ショボショボで狙うヒヒ爺…」ちがうか。「孤爺耽耽」の方が近い。まあ、光は当たらなくても既に若き日のみぎりより輝いておる頭頂部・・・。生物神羅万象、全ては休むことなく後光の射す世界へと進むのである。
後光はビックバンの背景放射、ブラックホールでつながる久遠の虚無の世界だが万物生み出し再生させる世界でもある、なんちゃってシンデレラァ、いいやまだイキテラァ、あーあまた妄想の世界に入ってしまった。もう木久扇師匠に負けそう・・・。