トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のトンボ「愛、変わらず曖昧模糊」

2022-06-19 | 小父のお隣さん
 ハンコを押しているような水見回り。欠かすことはできない行動なのでなんとか判とは全く異なる。それはともかく二つ池で素性が分からないトンボをまた見てしまった。イトトンボ系なのだがクロイトトンボとは異なり腹部末節の空色は無い。近くの葉裏に脱皮殻がついていたから恐らくこれが手掛かりかと思ったものの生憎S先生の来場は無く確認できなかった。

  

 もう一種は見当もつかなかったものの撮影は出来たけれどピンボケだった。それでもわかる人が見れば判定は出来るだろう。プリントしてS先生の来場をまつしかないなぁ。

 トンボではないものの数日前には初めての蜂を確認した。三日月池傍で見たのだがスリムな大きめのアシナガバチ風の印象で産卵管と思われる体長の数倍もある産卵管と推定した線状の物を尻から出していた。飛行速度は遅く止まったところで撮影するつもりだったけれどヒノキの枝葉の上に上昇して見失ってしまった。
 帰宅して図鑑で選んだのは「オオホシオナガバチ」で「枯れ木の中のキバチの幼虫に産卵する」との記載があった。見かけた背後数メートルのところには先日倒れたコナラの大木がある。ここにキバチが産卵するのかどうかまでは知らないけれど初物だった。いやはや眼福であったわい。

バンビーノ草紙

2022-06-19 | 感じるままの回り道
 予報は「午前は曇り午後から雨模様」なので「定植するには丁度良い」とばかりにポット苗を車載して出かけた。播種して育てた苗ではないものの庭に生き残っている子孫の発芽苗である。昨年、花のシーズンも終わり刈り取ったのを寄せておいたところから密生して生えそろったシュウカイドウをポット上げして養成していた物である。

 ガーデンの看板支柱周りに植え込んで少々「乙女チック」ではあるけれど看板の色合いとシュウカイドウの葉色や花色は下生えとして密生してくれれば下映えするであろう。我が色彩感覚、構成センスはただならぬものがあろうかとお気づきの方もいらっしゃるだろうが真実はタダの捨て苗みたいなものである。掘り分けて植え替えればそれなりにりっぱな花卉となる。こういう作業は蛇足みたいなものでどうでもよい範疇にはいる事でもあるけれどまあ、枯れ木も山の賑わい、小花も目の潤いであって無用の長物、不要の要も日常人生大事なのである。

 勝手に繁茂しているシュウカイドウに同じく、抜き取っても抜き取っても絶えないシュウメイギクもポットで養成している。これも近くに定植すれば晩秋まで看板周りに花はある。シュウカイドウやシュウメイギクを植え揃えるのは、たまたまだけれど何かシュウ活の気分がするのは小生の僻みでシュウか。