トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のトンボ「マユタテアカネ」出た!

2022-06-23 | 小父のお隣さん
 いつも通りの水見回り、二つ池傍でこの頃度々目にするイトトンボを追っていたら視線の先に翅の先端が薄墨色のトンボがいた。近寄ってみたものの顔の正面に位置できない。斜め方向から撮影し顔面で確認しようと試みた2カットはピンボケで役立たずだった。仕方が無いからお手紙書いた。さっきの手紙のご用はなーに?、てな事は無くて顔面確認はできなかったものの「マユタテアカネ初見」でよかろうとしたのだ。昨年は7月5日が初見だったので少しばかり早いけれど間違いはないだろう。
 トンボ池まで行った折りに蛾に見える飛翔体が眼前を横切ったのだがそれを正面から捕獲したトンボがいた。クロスジギンヤンマでも無いしヤブヤンマでも無く間違いなくオニヤンマだ。オニヤンマの初見と思えたのは結構前の事なのだが出現期には1カ月も早かったからあれは見間違いと言う事にして今日が初見日と記録。

        

今日のトンボ「クロイトトンボの産卵」

2022-06-23 | 小父のお隣さん
 棚田部の一画、アオミドロの溜まっている水面にクロイトトンボの連結体が群れていた。おおよそ数えると10カップルはいたのだ。狭い範囲でも新聞紙1ページ大に半数のカップルが集まっている。シャジクモの上に集まっているのは目にするけれどアオミドロほどの蜜度は無い。
 理由をつらつら暇に任せつつヌボーッと立ちつつ妄想すると「アオミドロで占められた水面が快適!」と思えるからであろう。小生にとってアオミドロは邪魔な存在でしかないのだが最近は水域全体に蔓延してしまい種水として採取し庭の池に入れた事で庭の池もアオミドロが蔓延中で「除藻剤」も効果無しである。まあ、ガラス水槽用の除藻剤なので気分散布でしかなかったのだが・・・。

 産卵場所となっている一画を眺めつつ「嫌っていたアオミドロもクロイトトンボにとっては絶好の産卵場!」と思えてきた。となるとアオミドロとは絶交も出来ん事になる。まあ、世間浮世には思い通りにならなく清濁併せ呑む意思も必要なんだかどうだか…それはともかくシャジクモで産卵するより繊維密度が細かいからいわゆる「産み放題」状態だった。手あたり次第、と言うより末節当り次第に産卵に熱中していた。末節を突っ込めばそこに繊維がある。「山がそこにあるから!」と言った御仁と同じ感覚なのだろうネエ。

 「産み放題」に夢中で「三密」回避など全く念頭に無い様子だったからレンズを間近まで寄せても逃げる気配もない。だから綺麗に撮れた。カメラや腕前のせいではないのであった・・・。ホント、いつもこんな写真を撮りたいものだバカチョンで。しかしなあ、耄碌とバカとは全く異なるから小生のカメラは「モロチョン」かも⁉。これって大変卑猥に聞こえる。モザイク掛けて読んでください。