コガネムシは金持ちだ…

　「珍しいのがいる！」とS先生がしゃがんでいる傍にいったら「少なくなったコガネムシ」と指差ししている。普段見ているのは似ているようだがカナブンやドウガネブイブイのような近縁種がほとんどなのだそうだが小生はどれもコガネムシと言われれば「そう！」と思うしカナブンだと言われれば「そう！」とうなずいてしまう素直で愚直人間だから観察眼は無い。
　高齢男性にはありふれた前立腺肥大症に伴う前立腺癌も今のところ無いようなのでまあ、祝着至極と言えるだろう。昆虫には金属光沢を伴う体表を持つものは少なからず存在するけれど植物にはあるのだろうかまでは知らない小生だ。とは言え「コガネムシは金持ちだ」と全国で歌われたようだが小生だって負けてはいない。金属光沢こそ無いけれど頭頂は輝いているし二つもある金持ちでもある・・・。勝った！。

　それにしても昨日、年金の通知書が来たものの「物価や所得水準に合わせています」の但し書き付き。諸物価高騰の折り収入を削られるのは年金受給者ばかりではないもののお役人は気楽である。これでは輝きも失せ玉も縮むY。
　たまたま見ていた（玉々は見ていない！）画面に金の価格表示があった。１g８千なんぼだったのだが小生、我が所有する二個の金、合計何グラムか？…妄想が激しい。しかしまあ、ここは粋な江戸っ子風に純金コガネムシの根付け二つを所有していると思えば年金目減りでも「苦しゅうない，大儀である」と鷹揚に構えられるはず・・・。