
ヨモギたっぷりのフォカッチャを作りたい予定なのだがストックは100gしかない。今回は玄米粉で提供してみるつもりでも試食してみないと出来上がりや食感が分からないからヨモギを混入しない素のフォカッチャをレシピ通りに作ってみたのだ。強力粉を玄米粉に変更しただけのまあ、スタンダードであろう。

焼き上がりもほとんど膨らむことなく香りは悪くはない。粗熱を取った後に切り分けての試食、膨らまないしひび割れる様だったから「やや硬め」の食感だった。固く噛み応えのある食品が好みの小生としては「美味しい・旨い」のレベルなのだが今風の人たちにはどうなんだろう。
ハーブ塩の美味しさが際立って小生好みの仕上がりと言う事は一般的には「好まれない」類に近いだろう。玄米粉100gのフォカッチャは試食しつつつまみ食いとなり早めの昼食の主食となって腹に消えてしまった。御呼ばれに持っていくつもりの「ヨモギたっぷりのフォカッチャ」は小麦粉ベースが無難なのが理解できた。
まあ、気を使って作ったところで「お爺の調理」では有難迷惑の思いもするけれど「鶴の恩返し」に同じく持ち合わせの物でしか返礼は出来ない姥捨て山の棄民なのであるわい。しかしながら鶴ほどの端正さは持ち合わせてはおらぬ「ツルンの恩返し」そのものでは鍋の底ガーラガラ・・・。

