見渡せば人も住処も消え失せり
侵略地帯の初夏の憂暮れ
見渡せば花も紅葉もなかりけり
浦の苫屋の秋の夕暮れ 藤原定家
身を潜め窺い見ればミサイルで
郷の住居は跡形も無し
高き屋に上りて見れば煙立つ
民のかまどはにぎはひにけり 仁徳天皇
もののふの装備つくろふ壕の上
火炎たばしる夏の麦原
もののふの矢並つくろふ籠の上
霰たばしる那須の篠原 源実朝
山の辺に描くいくすじの巡航弾
かすめる果ては阿鼻と叫喚
山の端も消えていくへの夕霞
かすめるはては雨になりぬる 伏見院
侵略地帯の初夏の憂暮れ
見渡せば花も紅葉もなかりけり
浦の苫屋の秋の夕暮れ 藤原定家
身を潜め窺い見ればミサイルで
郷の住居は跡形も無し
高き屋に上りて見れば煙立つ
民のかまどはにぎはひにけり 仁徳天皇
もののふの装備つくろふ壕の上
火炎たばしる夏の麦原
もののふの矢並つくろふ籠の上
霰たばしる那須の篠原 源実朝
山の辺に描くいくすじの巡航弾
かすめる果ては阿鼻と叫喚
山の端も消えていくへの夕霞
かすめるはては雨になりぬる 伏見院