エノキ林に7号鉢で複数発芽養成させたキジョランの苗を頂いて定植したのが一昨年の春である。植穴は広く掘り腐植質も多用し植え付けしたのだが生育は思わしくなく結局は秋口から冬にかけて苗自体が弱って春には全て落葉してしまったのだ。このままでは全ての蔓が枯れてしまう。一か八かでは無いけれど一旦掘り上げて自宅で養生する事にした。
それで何とか持ちこたえたのが5本だったけれど夏の間に小さい2本は枯れてしまい3本が残った。これを大事に養成し来春に定植する予定だったものの葉の艶や照りが悪くなっている。これでは鉢植えのまま枯らしてしまいそうだったから思い切ってフイールドの椿の根元に植えた。
S先生から「今度植える時は常緑樹に添わせたい」と常々伺っていたからの定植場所である。何故常緑樹かと言うと「冬季、寒い風に吹き晒される心配が少なくなる」という事だったのだ。
フイールドにキジョランを導入してからかれこれ15年は経過し、その間に鉢上げ養成実生苗は10カ所以上に定植してきたし石灰岩地帯を好む傾向がある事も知り牡蠣殻化石も周囲に敷いたりしてきたけれど成長旺盛と言える株は出ていない。S先生をしても曰く「どうしてこの地とキジョランの相性が悪いのか分からない」と嘆くのであるから小生には判るはずも無いのだ。それはともかくとして毎期毎期お世話を焼きながら成果の無い日々とはなんと我が人生そのものではないか!。ふてくされず愛着を感じよう、頑張ろう。
キジョランに当て字をすれば「鬼女乱」とも書ける。日本男児としての本懐としては人生一度は体験してみたいことだ。先が無いだけに・・・。
それで何とか持ちこたえたのが5本だったけれど夏の間に小さい2本は枯れてしまい3本が残った。これを大事に養成し来春に定植する予定だったものの葉の艶や照りが悪くなっている。これでは鉢植えのまま枯らしてしまいそうだったから思い切ってフイールドの椿の根元に植えた。
S先生から「今度植える時は常緑樹に添わせたい」と常々伺っていたからの定植場所である。何故常緑樹かと言うと「冬季、寒い風に吹き晒される心配が少なくなる」という事だったのだ。
フイールドにキジョランを導入してからかれこれ15年は経過し、その間に鉢上げ養成実生苗は10カ所以上に定植してきたし石灰岩地帯を好む傾向がある事も知り牡蠣殻化石も周囲に敷いたりしてきたけれど成長旺盛と言える株は出ていない。S先生をしても曰く「どうしてこの地とキジョランの相性が悪いのか分からない」と嘆くのであるから小生には判るはずも無いのだ。それはともかくとして毎期毎期お世話を焼きながら成果の無い日々とはなんと我が人生そのものではないか!。ふてくされず愛着を感じよう、頑張ろう。
キジョランに当て字をすれば「鬼女乱」とも書ける。日本男児としての本懐としては人生一度は体験してみたいことだ。先が無いだけに・・・。
