トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ハエトリグモの仲間かあ・・・

2022-11-05 | 小父のお隣さん
 「蜘蛛は虫なのか⁉」と何時も思ってしまうが昆虫図鑑に入っているから虫なのだろう。さて、今回の蜘蛛は養蜂箱の屋根に居た。ミツバチを狩るのかどうかまでは確認してはいないけれど、Bee ホテルに居続けた蜘蛛は乗っ取った蟻を主食にしている蜘蛛だった。まあ、虫の世界では「これしか食べない!」というのは当たり前田のクラッカーである。
 威嚇してきた。よくよく見れば可愛い。

     

 パンダのようにもコアラのようにも模様は見える。

今日の素労風努「三ツ星シェフならぬ風干し主夫・・・」

2022-11-05 | 何よりの楽しみ
 盛夏、イナゴの佃煮を作りたくて野っ原を彷徨してみたものの一匹も捕獲できず頓挫。ネットで冷凍イナゴの販売元を見つけたものの棚上げ2カ月、迷っていると在庫が無くなるかもしれないと思い直し1kg購入した。配達されたのが夕刻なので夕食後に500gだけ茹でる。
 いくつかのレシピを覗いていて「ほうじ茶」で煮詰めるのを採用し、ここは粉末ほうじ茶を使った。コトコトと15分ほど煮ただろうか。笊に上げて茹で上がりを食べて見た。胸には水分が残っていてこのまま煮汁に入れる訳にもいかない。水分をあらかじめ抜く方法として鍋で乾煎りや日干しなどが出ていたがどうせ一晩は手が出せないから弱風を当てっぱなしの風乾にしてみた。これで上手くいかなければインスタントにレンジやオーブンと言う方策もある。レシピは決めてある。
                イナゴ    500g
                砂糖     250g
                醤油       1合
                 酒       1合(清酒が無かったから料理酒を使う)
              粉末ほうじ茶   中匙3
   
 未明、三時には目が覚めてもう眠れるはずも無く起床し風乾中のイナゴを試食したら程よく乾いている。煮汁は前夜のうちに瓶に詰めて用意しておいたからそのまま炊き上げに入った。とにもかくにも「焦がさない」を心に言い聞かせながら弱火で煮詰めていった。落し蓋が無いから篩や鍋の蓋を使ってみたけれど塩梅が気に入らない。結局は焼き網を落し蓋代わりにしご満悦となる。

 ほうじ茶で煮る ➡  一晩風乾 ➡  干し終わり

 炊き上げの最終段階は煮汁が少なくなるし焦がさないように更に弱火でギリギリまで攻めた。イナゴの状態よりも鍋の底の泡の様子を見ながらの炊き上げである。冷えても煮汁が残らない程度まで炊き上げて完成した。
 早速試食である。「美味しい!旨い!」以外の何物でもない。次から次へと手が出てしまうほどのうまさである。残念なことに容器に入れてみれば大した量ではないのだった。スーパーでパック入り70g400円を想えば手軽に食べれるけれどやはりもったいないが新米に乗せて贅沢三昧するぞ!。レシピの中には「口当たりを良くするために脚を除く」方法もあったけれど余分な手間をかけずとも全く問題の無い口当たりだ。

 残りの500g、深謀遠慮がある。今回の分を食べきったら改めてチャレンジだ。老いたお爺は眠れない、小用でなくても眠れない・・・。こういう手太楽だと姥捨て山への脚が遠のきそうでそれも困るし昔話に深夜に包丁を研ぐシーンはよくある事だがこの気持ち良ーく分かる。
 けれどけれど年金減らされる一方の孤爺が丑三つ時に台所に立つ絵はもっと恐ろしい・・・。なんたって機器迫る場面だから。顔面は嬉々なのも怖ろしさに拍車だわい。耄碌ここに極まれり人生悲喜こもごも脳内まだら。庭のフジバカマにはアサギマダラ、サノヨイヨイ。