今期6月、イシガケチョウの初記録が成った。他の飛来昆虫類の初記録としては「ホソミイトトンボ」と「コシボソヤンマ」が初記録で「11月のミルンヤンマ」も初記録なのだ。これも「環境パッチワーク」と「植生モザイク」の視点からの「生物生産緑地」という里山保全の方法論が活きて来たと考えたい。
それはともかくイシガケチョウの初観測が成った事から産卵定住に欲が出て幼虫の食樹となるイヌビワは点在しているので総量としては不足は無いと考えられるけれどS先生曰く「日当たりの良い場所で産卵し易い」とアドバイスがあって「それでは晩秋に目当ての幼樹に印をつけて来春移植する」算段だったのだ。ところが早春の花畑の準備で南向き斜面の手入をしようと全体を眺めていたらイヌビワの幼樹があるではないか。数えると斜面に生えてはいるが5本ほどある。これだけあれば不足も無いし育てても邪魔にはならない場所で観察にも良好だ。とてなもんや三度笠により支柱建てに半日を使ったのである。
東奥の真竹を長尺のまま運び出し現場で長さを合わせ切断し一端を鉈で尖らして杭とする。3本一組で囲いとして保護したが、本来は1本が容易でも厳重に囲わないと刈り払われる恐れがある場所なのだ。毎期、刈り払いの季節に入る頃「この範囲は刈り払わないで」と伝えるにもかかわらず刈り払いが続くのは難多留痴亜・惨多留痴亜なのである。里山保全の基盤は「植生にある」のが理解できず「生物的廃墟」を作り出し「雑草排除さっぱりした!」では話にならない。もう腐宇朕と同じ感覚である。
今回、支柱を添えたからと言ってイシガケチョウが産卵に訪れる訳でも無いけれどまあ、「待つは海路の日和りあり」で準備さえ怠らねば機会はあるだろう。しかしながら雌伏十年、ジャンボ宝くじを年三回買い続けても三千円2回の当たりだった過去を感慨見るにスカの可能性もまた大なのである。「きたー!」の無い人生・・・。だが必ず万人に「きたー!」となるのが阿弥陀様の来迎とは…その上、北枕とは人は平等の元に生まれている。
それはともかくイシガケチョウの初観測が成った事から産卵定住に欲が出て幼虫の食樹となるイヌビワは点在しているので総量としては不足は無いと考えられるけれどS先生曰く「日当たりの良い場所で産卵し易い」とアドバイスがあって「それでは晩秋に目当ての幼樹に印をつけて来春移植する」算段だったのだ。ところが早春の花畑の準備で南向き斜面の手入をしようと全体を眺めていたらイヌビワの幼樹があるではないか。数えると斜面に生えてはいるが5本ほどある。これだけあれば不足も無いし育てても邪魔にはならない場所で観察にも良好だ。とてなもんや三度笠により支柱建てに半日を使ったのである。
東奥の真竹を長尺のまま運び出し現場で長さを合わせ切断し一端を鉈で尖らして杭とする。3本一組で囲いとして保護したが、本来は1本が容易でも厳重に囲わないと刈り払われる恐れがある場所なのだ。毎期、刈り払いの季節に入る頃「この範囲は刈り払わないで」と伝えるにもかかわらず刈り払いが続くのは難多留痴亜・惨多留痴亜なのである。里山保全の基盤は「植生にある」のが理解できず「生物的廃墟」を作り出し「雑草排除さっぱりした!」では話にならない。もう腐宇朕と同じ感覚である。
今回、支柱を添えたからと言ってイシガケチョウが産卵に訪れる訳でも無いけれどまあ、「待つは海路の日和りあり」で準備さえ怠らねば機会はあるだろう。しかしながら雌伏十年、ジャンボ宝くじを年三回買い続けても三千円2回の当たりだった過去を感慨見るにスカの可能性もまた大なのである。「きたー!」の無い人生・・・。だが必ず万人に「きたー!」となるのが阿弥陀様の来迎とは…その上、北枕とは人は平等の元に生まれている。