トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

「籠の鳥」は落ち着く?!

2016-02-10 | 小父のお隣さん
 庭に給餌台として籠を置いてあるが、立春も過ぎたしミカンを置くのも残り少し先までになった。飛来するのはメジロだけで昨年来ていたスズメは全く来ない。籠に警戒しているのかと思っているが本当に寄り付きもしない。
 もう一種、寄り付かなくなったのがヒヨドリで、籠を設置せず平台に置いていたときは我が物顔で独り占めしていた。この乱暴狼藉が気に食わず排除するため籠を設置したのは大変功を奏したと言ってよい。それだけでなく飛来してついばむメジロの動作にも変化があった。中に入ると動きが鷹揚になるのである。最初の頃はそうではなく周囲の警戒を微塵も怠らず神経質に飛び去る野生の姿そのままだったのが本当に「籠の鳥」になってしまった。
 カーテンを少し開け炬燵から楽しんでいるのだが、時折日向ぼっこでもしているかのように目をつむる。周囲を警戒する動きも少なく食べる動作も緩やかになった。メジロ自身、この中なら直接攻撃される心配はないと理解しているようでもあって、なんとなく笑ってしまう籠の鳥である。

 2月9日、フイールドでシジュウカラのさえずりを聞いた。初聞きになる

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