昼を食べていた足元に動くものがある。ベッコウバチが蜘蛛を運んでいた。体重比でも何倍もありそうな蜘蛛である。
撮影しようと、組んでいた脚を外したらビックリしたようで離れてしまった。そのあと何度か接近するものの運ぼうとしない。「ゲン担ぎ」でもしているのかと思い、5㎝ほど移動させたらようやく食いついてくれた。
昼を食べながら後を追っていると、駐車場を横切り車道に入って斜面の草むらに消えた。大雑把に見ても発見した位置から20m以上はある。いつもの事ながらご苦労様である。