トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

枯れ野の季節に刈り払い

2018-02-14 | 今日は真面目に
 拠点斜面に植えてあるマタタビとハシバミ、日当たりが良く粘土質土壌で乾燥気味のせいか生育が思わしくない。ここ数年、ほとんど生育していないのである。支柱は立ててあるが草勢に埋もれやすく会友には忘れ去られた存在になっている。
 このままでは一掃されかねないから樹木周囲を坪刈りした。これで少しは目立つものの萌芽期前に適地移植せねばならないだろう。マタタビもハシバミも口に入るまで何年かかるか分からないのだ。

 ハシバミは郷里で「カシバンコ」と言っていたような記憶がある。里山の斜面に1本だけ知っていて季節になると採集に行ったものだ。それ以来口にした事は無いけれど、当時のおやつ事情の中では採集しそのまま食べておいしかった記憶がある。

 フイールドではないけれど子ども達が幼かった頃連れ出した丘陵の古墳台地に生食可能なスダジイやマテバシイなどがあるのだが、一回だけドングリクッキーを作ってみた事がある。それっきりだったけれど今にして思えばカシバンコの方が懐かしい。


             ➡  

水路の保全

2018-02-13 | 水辺環境の保全
 林道の側溝、末端は「後は野となれ溝となれ」の有様で、駐車場へ流れ込んでいたのを沢へ誘導する水路を穿った。降雨の時だけ水流がある状態だから地面を穿った状態のまま放置していたけれど、この水路の湿った両脇を猪が掘り返すのである。そのたびに水路は埋まるし畦は崩され氾濫するし、年間数回は手直しをしていた。

 いつかは強固な護岸をと思いつつ時間だけが経過していたけれど、1月の定例会時、徐竹で林内斜面に入った時にヒノキの風倒木を見つけた。中心部は硬く使用に耐える状態だった。これを二等分して斜面から降ろし作業の機会を待っていた。この時期は表土が凍結しており、鍬もツルハシも杭打ちもままならないのである。

 この日、前夜からの降雨で最低気温は4℃、これなら凍結も緩み作業が出来ると踏んで出かける。たまに杭打ちやツルハシで土を穿つ作業が入ると腰の不安がチラチラしてくる。杭の先端を加工しながら手早く終える事が出来たが、地盤が粘土質で硬く凍結していなくても打ち込むのに苦労した。

 そんな中、散策で通りかかった親父さんと立ち話。「ご苦労さんです」と言われても好きでやっているだけで金太郎飴状態のテレビを見ているよりなんぼか良いだけである。「日中、身体を動かせるのは健康で長生きできる秘訣ですね」なんて言われても、だからと言って保証がある訳でもなし、まあ、無言でPCのモニターに文章を綴っているよりは無駄口叩いているほうが健康的かあ…。ともかく些細なヶ所であるけれど1件落着である。
 残り3mほどあるのだが、またそのうち「またやる日まで、やれる時まで…」アデュ-だ。

               用材を準備  ➡   設え終了

竹チップを活かせるか、結果は丁半…

2018-02-12 | 何よりの楽しみ
 除伐したエノキを寸切りし一カ月ほど寝かしてヒラタケの菌駒を接種した。過去何回かのヒラタケ栽培は経験済みのものの、全てサンドイッチ方式で駒を打ったのではない。チラシには発生するまでの手入れ法が記載されていても参考程度なのが現実である。

 今回も枯葉を被せ寒冷紗で遮光し菌糸の周るのを待つことになるのだが、菌駒で接種は初めてだし「どうしてくれようか…」と頭の隅っこから離れない。深夜に目覚めた時に「ビビビッ!」と来たのは「徐竹して粉砕された竹チップ」で覆ってみる事だった。これなら十分な湿度も供給できる。

 懸念は竹チップの成分とヒラタケ菌の相性が良いかどうかなのだが知る由もない事で、小生的には「名案!一石二鳥」の判断で発生期を待つ事にした。会友が打ったホダ木はどうでも、おチビちゃん達に打たしたホダ木も含まれていて、これが発生しないとガッカリさせる事になるけれど、そこはそれ「自然環境に影響されやすいから出るか出ないかはその時次第」と保険を掛けておいたやり手お爺である。
 大きなヒラタケを採集できステーキで頬張る事が出来れば「美味しいー、幸せー!」間違いなしなのだ。

    むき出しでは乾燥する   ➡   竹チップで適湿を保つ試み!? 

「まあ、フイもある」試作だにー 1

2018-02-11 | 今日は真面目に
 年も改まって放牧真っ最中と思っていたのも束の間、お呼び出しが来た。牡牛座だから鼻環は外して無かったようで出掛けてみる。冬季は凍結で土木作業は出来ないし必要な材を伐採したところで春まで待つしかないのである。暇と言う訳でもないけれど先送りしても構わない期間でもある。

 さて、その用件とは「夢を叶える」と言う趣旨の中小企業支援事業のイベントで、回ってきたお鉢は児童の夢の下駄を作ると言う事だった。まあ、お鉢ならぬ下駄が回ってきたのである。
 小生、下駄職人でも関連産業に従事した事もない全くの門外漢・素人なのに役が回ってきた。今年は厄年かと暦を見たらそうでは無かった。いつものごとく「モーモー」とぼやきながら拝聴、結局は自らの誘惑に負けて着手してしまった。気が弱い小生は反論できず言いなりの人生が続いて行くのか…。

 ヒノキ台で作ろうとしたがホームセンターには寸足らずの材しかなく、手持ちの材で作る事にした。主力の材は樹種不明、事実上試作品に等しいから図面を画いたもののバリエーションを用意して樹種もカツラと桐も準備する。樹種も異なれば寸法やデザインも多少は異なる台の制作は、完成してみないと印象や履き心地などが分からないためでもある。
 全く経験値も何もないところから始めるから無謀と言えば無謀、とは言え様々な謀を廻らせなければ経験値ゼロをカバー出来ない。つまるところ救いのカギは有謀にあるのだが有望は初めから欠落しているスタートである。
 台の切り出し  ➡  外形表面加工  ➡  歯取り付け部の処理
 桐材は柔らかく台に歯を接着させねじ止めするための強化用のダボを埋め込む。手元にマホガニー材10φがあったから下穴もあけ割れ防止とした。

 桐材は柔らかいし吸水性もある。これが装着感の良さにもつながっていると思いつつ「木固め剤」を他の台にも塗布し乾燥硬化を待ってから歯を取り付けたのだが不意打ちを喰らってしまった…。
 主役の台二足分、全てに割れが入っている。これでは見本にもならない。樹種不明の材では、その性質性状まで予想できるはずもなく、最終局面で破局した。木目が美しく気に入っていた仕上がりだったのに「まあ、フイ!」では済まない、背後に多くの人がつながっている。

 美人薄命に加え美人は小生に冷たかった…。思春期以来「両手に花」は小生の夢であり続けているが、その両手に持てたのはタンポポの花束くらいで、この春も作るのだろうがおチビちゃん用だ。
 悔しいから花束でなく冠にするっ!。

 

*寒い朝

2018-02-10 | 感じるままの回り道
           しじま断ちポットざわつく寒の朝

           湯温見つ急須片手に小足踏む

           朝まだき湯湧く音待つ4日かな

           朝まずめ深蒸し薫る寒の入り

           朝刊を読めぬメガネや初茶なり

たまやーかぎやー、水花火って綺麗だねー

2018-02-10 | 小人閑居して憮然
 再度、試作の下駄を新調せねばならなくなって倉庫代わりのバイオトイレからベルトサンダーを持ち出そうとすったもんだしていたところで突然の噴水音、「また凍結破断か…」と思いつつ先日修理した場所を覗き見した。

 この日も低温で水栓は凍り付き水は出ない。昼過ぎになり気温も上がって凍結が緩み水が噴き出したのだった。現場を見ると修理で取り付けた袋ナットが無い。「こんな物まで盗みやがって…」と少々おかんむり気味だったのだが、止水栓で止水し現場を点検したら盗難では無く破断だった。新品の袋ナット、それも真鍮にクロムメッキ製がこうも易々と破断してしまうとは氷の圧力に驚けば良いのかナットの品質の悪さに憤ればよいのか、散々な一日だ…。

 もう、同じパーツでの修理は不安なので別のパーツで止めねばならないけれど、ホームセンターに部材があるかどうか…。正直「なんでオイラがやらねばならん?」は無い。まあ変わり者の範疇である。

 破壊された袋ナット ➡  破断したキャップ(メス型)に代えねじ込み栓(左)

 破断ヶ所ではネジ込み式(オス型)は使えないから管の立ち上がり部を外しエルボ部で止めた。凍結中で水は出ないから水漏れするかどうかの確認は後日である。とりあえず一件落着。次の破断に備え袋ナット型だが鋳物製の頑丈に見える部品も購入してある。数百円でトラブル時の安心と即応を買った。

 昨日は下駄屋、今日は水道、明日は老杣、明後日エンヤコラ、植樹もあるし小細工も、老良は一体何者か…ワカラン。それにつけても「百姓」っていい響き!。ついでに吐与太話を続けると我が愛田呈々は一体どうなっているのか、若くはない禿輝の悩みは尽きる事は無い。
 もう「今日も困った、明日も困った、これじゃ年がら年中困った困った…」である。
                  立ち上がり部を外す ➡  止水完了

農閑期には農具の補修

2018-02-09 | 今日は真面目に
 農作業が主体の会活動ではないものの、作業によっては鍬などの必要はある。道具類は個人持ちが手入れや扱いの適切さから言って望ましいと考えているけれど保管や金銭的な負担からいきおい共用物として備える事になる。
 この事で個人負担は減るものの行方不明や損傷しても放置される機会が断然増えるのが現実である。小生、鎌や替刃鋸の柄は自分持ちだけれど十数年使用している道具である。会の費用で購入する鎌や鋸は年と共に数が失せ、常に補充しなければ数が揃わない。

 クワなどは大きい道具であるから紛失・行方不明は少ないものの楔を失ってそのまま使えないのは当たり前の状況に近い。この日、「少しは使える状態に…」と折れたスコップの柄、これは樫製なので、これを楔に加工して二本手直し、もう一本は鉄の楔でないと用をなさないので鉄製で補修した。 これで春からの作業に少しは寄与できよう。

     楔の制作    ➡     補修完了

環境教育って何をするのだ…

2018-02-08 | 小人閑居して憮然
 最強寒波のお蔭で水辺は厚く氷結している。これを目当てに遊びに来るのは構わないのだが大挙して襲来されると湛水構造の傷みが目立ってくる。表土は凍結しているから硬くて崩れる事は無いものの表面の摺り切れが尋常では無くなる。既に立ち枯れた草本の痕跡さえ失われた。
 凍結しているとは言え水辺の畦や堤、法面は通路では無いのだが、理解できないのが来襲者だ。
 
 一面、枯れ野原状態だから「どこでもドア」くらいの感覚で立ち入るのだろうが暖かくなって萌える頃になると影響がはっきりするのは例年の事なのである。昨季は凍結が緩かったから水辺を傷める度合いは少なかったとは言え、氷の魅力は街中では貴重品で薄れない。水辺の好期になればなったで水生生物やトンボを追って集団で入り込む。

 数年前に業を煮やして注意した事があったが「うん」も「すん」もなく終わった。その後、しばらくは入り込む事は無かったものの「人の説教も7.5カ月」で立ち入る頻度が増えてきた。畦や堤は通路でない事や無暗に立ち入ると植生の踏みつけで環境破壊になる事など、どうして環境教育団体のメンバーに言わねばならないのか、こんな実態にも腹が立つ。

 事務局の担当者も代わるのだが二代にわたって伝えてもさしたる効果は無い。担当者曰く「幼児教育から野外教育を選んだ人たちがほとんどだから保育中心で…」と困った顔をするけれどスタッフが看板倒れでは何をか言わんやである。そのうえ助成金も受け講座や講習もしたり顔で行う。

 振り返ってみるまでもなくナスカ地上絵をクリーンピースが自分たちの主張をPRするため損傷した騒ぎがあったが、あちらは高地こちらは泥地で雲泥の差はあるものの本質は変わらない。こういう事象は人間の業なのか、バーチャルを大事にしリアリティを無視する傾向は目に余る。
 もう終生春のままの朧な脳みそで一つだけ理解した事がある。それは「何と言う事をするのっ!」だ…。

              畦        法面

段差工、二段追加

2018-02-07 | 水辺環境の保全
 補修で行った水路の段差工、水見回りのついでに具合を確認していたが不具合でも無いものの段差の大小が気になって更に二段組み入れた。

 本来ならば水糸を張り傾斜水準に沿って段差工を施せば確実なのだけれど、糸を張ったり取ったりは面倒なのだ。チャッチャと組み込めたのは護岸丸太が腐食と出水で外れ、放置材となっていたのがあったからで、腐食放置材とは言えヒノキだったから芯材はしっかり残って十分な強度がある。

 四段と六段の相違は見た目では分かり難いものの水量が少ない時は平瀬とプールを生じ、出水すれば河床の浸食を押さえるはずで、出水が平年並みに推移すれば十年近くは持つだろうけれど、その頃には対応出来るかどうか知る由もない事柄だ。

 ここを水路として整備する以前はただの溝状態で草に埋もれていた状態だった。サワガニ程度は生息していたがトンボやカエルの生息環境にはなりえなかった。溝を広げ平滑にし段差工を施した事でトンボが戻ってきたし、この水路を活かし泥水池やトンボ池も構築できた。最初に手を入れた水辺だが、ここから派生的に水辺環境を整える事が出来たから水系としては肛門部であるが展開の糸口でもある。
 それはともかく、水辺環境の安定には毎日三食、一日一作、ウンコも一回、このリズムで続けられればよろしい。まあ、とかく水商売は手間仕事ばかりなのである。

バナナが一山ありまして…

2018-02-06 | 何よりの楽しみ
 スーパーに時折だが「訳アリバナナ」と称しバラのバナナ一山が出る。先日、「訳ありバナナ」がパックに7本ほど重なって100円で売っているのを見た時から「ビビビッ!」と来たのがバナナでカレーを作ってみる事だった。性向として「山」が付くと食いついてしまう小生なのである。結果は失敗ばかり「山ほど」で成功した事は無い。

 この日、スーパーに寄ったら7本百円で1パックだけあったのを迷わず購入した。早速、カレー作りに勤しんだのだが、タマネギを炒め風味を出して…なんてことはしない。「あそこの〇〇が美味しい。この店が絶品だ」なんて事については「おいおい、味が分かるのかい」と思ってしまう小生でもあるからだ。断っておくがアルカイダでは無いしシンパでもない。

 現役の頃、巷で評判になっていたロールケーキを出張の土産に職場で食べた事があったが、それぞれ口をそろえ「おいしいね」と言っているのに「スーパーのロールケーキと同じじゃん」と言うのが小生の感想。飛び抜けて美味しいものなどそうそうは無いと言うのが天邪鬼の持論である。それはともかく「煮込みのバナナカレー」はどうだったか。
 
 バナナを煮込みルーを加えようかと言う頃にバナナはバラケそうになっていた。ちょいと指先で味見をしたら「キュウリ?」風に感じる。午後2時頃に煮込み終えて夕食まで寝かした。
 さて、食べてみた感想は「バナナの感じが無い」ごく普通のカレーでしかなかった。だいぶ前になるがカボチャのカレーを栗カボチャ、ペパカボチャ、信州の地場品種の長いカボチャなどで作った事があるが、バナナよりカボチャの方がコクがある。

 今回の材料はバナナやマイタケ、シイタケ、ニンジンなどを風邪予防に多用したので「野菜カレー」に近かったか…。食べたくて作るのか生きたくて喰らうのか、どちらにしろ爺炊でも喰えてる環境は地球上では極楽に等しい。あえて言ってみると生涯、脳細胞は業火に煮込まれていても…だ。

  材料の用意 ➡  煮込み中 ➡  ラッキョは三年物

          若い時代は自炊の時代
          山の仲間じゃ食頭ばかり
          婚姻したら辞炊となるも
          老いては孤に従う自炊も戻り
          これじゃ生々涯々自炊じゃん
          いやいや爺炊になっただけ チャンチャン
 

おチビちゃん達の駒打ち

2018-02-05 | 遊び子は
 フイールドを活動の拠点にしている母子グループ、関わりはしないけれど場所が重なる事もあるから挨拶くらいはする。1月の定例会でヒラタケの菌打ちをしたエノキが余っているので「菌駒を購入して来ればホダギと道具は用意する」と声をかけてみた。仲間と相談するとの事で三日ほど後で「お願いします」との返事。

 この日、幼稚園帰りの子どもを待ってのスタートだったので午後三時頃から集まり出した。小生は準備をし手順を教えるだけで後は母親任せである。年齢は三歳未満児が半分、園児が半分と言う感じだったが年長さんはいない。

 電動工具を使うのでドリルには取っ手を装着した。ビットでの穴あけは大きな負荷がかかるものでもないけれど初心者には安全第一である。母子で穴あけする場面で要領を伝え修正すれば小生の出番は無く駒打ちのおチビちゃんを上からのぞく。
 二歳にならないおチビちゃんでもトンカチを両手で打ち付けていた。駒も入るはずもないけれど口出し無用で楽しんでいれば「それで良いのだ」。菌駒200個と先日の残り50個ほどを植えこんで終わったのが四時近く。
 年明けに比べれば随分と日が長くなったのを感じる。小生は用無しなので帰宅したがおチビちゃん達は五時頃まで遊ぶのだと言う。夕飯は作り置きなのかコンビニか。

 まあ、他家の食卓より自分のお膳を心配せにゃならぬ吾輩、人間の端くれにいる小生でも呼吸をしている限りは腹も減るのは自然の成り行きだが年金も減ったのは信義則さえ無視した詐欺だろう。考えてみるまでもなく好き勝手放題出鱈目を行っても責任など取らぬ公僕、おチビちゃん達の将来に明るさはあるのだろうか…。

      準備万端      寒中に熱中する駒打ち

最強寒波で大噴水!

2018-02-04 | 今日は真面目に
 朝一番に所用である事務所に立ち寄ってからフイールドに向かった。駐車場が見える角まで進むと一面氷で真っ白なのだ。以前にも同様な事があったので原因はすぐに浮かんだけれど、その氷の向こうで会友のMさんがガーデンレーキで水路を掻いている。

 車から降りると開口一番「自宅にも電話したしケータイは電源が入ってなかったし大事です…」と言う。朝は何時もより早く外出したしフイールドでなければ基本、ケータイの電源は入れない。待ち受けする必要はないからでカメラ代わりのケータイである。

 水はバイオトイレの浄化槽へ水を送る管の継ぎ手が破断してトイレの屋根より高く噴き上がっていた。Mさんは止水栓の場所が分からず電話してきたのだ。小生、何回か操作をしていたから当たりを付け囲いの中をレーキで探ったが出てこない。既にMさんが探った場所でもあるから囲いの外側を探ってようやく見出した。蓋を開けたら30㎝も水没中。身を切る冷たさの中に手を差し入れ止水した。
 そこでようやく気が付いたこと「噴水を撮影していない}。再度手を濡らし水を出したのだが当初の止水栓全開まで回す理由もなく、噴水を確認できる量で済ました。だから処置前との水量の激しさは半減している。
 
 バイオトイレは既に使用せず簡易トイレに交代してあるから浄化槽への給水回路は不必要なのだが手洗い水は必要だから蛇口へは供給したい。ホームセンターで呼び径20の管末を購入し翌日は水道屋に宗旨替えとなる。
 まあ、マルチタスクとでも言うべきカバー範囲、これぞ百姓の称号なのだ。日本語表記では丸痴助工!?。
 さて、今回の顛末を知っているのは二人だけで、多くの利用者がフイールドに入るが今回の事に限らず小さな出来事の積み重ねでフイールドが維持されているなんて事は気が付きもしないだろう。

 ➡  破断ヶ所  ➡   キャップで止水

*赤信号 皆で初っ切り多の粃

2018-02-03 | 合混で闘作すれば
軽虚鬆妄動だいきらい              スー女

紙もほっとけもあるだろう            発覚利事            

101匹ワンニャン大投票でした        擦り足掛け足勇み足付け足し

業が入れば業に従うのが立ち合い      呆令順守

ほっとけに泪                   鷹飛車
  
L暴で始終勝                    臼砲

東を見ても西見ても筋の通らぬ言葉仮り   鶴田

ハッカクヨイ ノコッタノコッタ           凶司

角道は電車道 八角はいかん         八百屋の長兵衛

野合の衆まかり通る               木偶乃坊                

六角ならよーく収まりますよ           情報蜂


ハナビラタケ

2018-02-02 | 今日は真面目に
 

 林内の倒木を集積していた時、クヌギの枝にハナビラタケが幾つか発生していた。大きくも無いし採集して食する事も欲しないからそのまま寸切りしていてハッと気が付いた。「撮影しておかなくては…」もうすでに後の祭りで切粉まみれで撮影不適、指で払う訳にもいかないから息を吹きかけ飛ばそうとしたが当然綺麗にはならない。それでも厳冬期の発生だしと思い撮影した。
 近くにキクラゲも発生していたが数枚では採集する気もせず撮影して終わり。

一輪ほどの暖かさ

2018-02-02 | 小父のお隣さん
            

 フイールドの梅、遠目にも蕾が膨らんでいるのが分かる様になってきた。花見の趣味は無いけれど膨らみ具合を見に立ち寄った。開花にはまだ間がある。立春の頃には数輪開花するかどうか…。
 朝から夕方まで日照がある場所でもないから「梅便り」の報道より遅れての開花であるが、報道での梅便りより目の前の一花の方が断然嬉しく春の到来を感じる。この時期は否応なく下記の一節が脳裏に浮かぶ。朝食に何を食べたか思い出せないのに生きる事には用も無いのが詰まっている。
 まあ、脳内ゴミ屋敷状態とでも言おうか…。その最たるものは何とかと言うたんぱく質だろう。

 周囲の裸木も遠景からだとモヤッとして枝々の輪郭が分からなくなってきた。至近では判別出来なくても「春の微動も集まれば森を霞ませる」。

      帰り来たりて試みに梅枝を把りて観れば
                     春は枝頭に在りて已に十分