GITANESを凝視され、「俺もちょっと変わったたばこにしようかなあ・・・。」
と言われても困る。
それとは無関係に・・・。
いいか悪いかわかりづらい。
○JR事故の遺族の一人がJRに対し、
「遺族同士連絡を取れるようにしたい。名簿をくれ。」と要望、
JRはプライバシーを理由に拒否。
その代わり、託された文書(遺族作成)を、他の遺族・被害者の手に届けることを提案。
JRの対応は間違っていないと思うのだが、どうなんだろうか?
もし、「わかりました」と名簿を提出していたら、
「個人情報の安易な流出」なんて袋叩きに遭う。
ところが、
○「このままの文書では(他被害者に)渡せない。一部訂正・削除してくれ」と
JRが言い出した。
削除を求めたのはJRを批判する一文。
これはいいか悪いかの問題ではない。
JRがどれほど度量の狭い組織なのかを証明したに過ぎない。
度量の狭い「組織」とは言うものの、
誰か「一人」がそういう対応を提案し、「誰か」がそれを承認しているわけだ。
その人はこの期に及んでまだ更に何を守ろうとしているのだろうか。
○事故列車には二人の運転士も乗客として乗っていた。
事故後無事だった二人は、上司の指示を仰ぎ、それに従って、
被害者救助にかかわることなく立ち去った。
誰が一番わるいのだろうか?
自分で判断できずに指示を仰いだ運転士か?
職場にそのまま行き、普通に働くことを指示した上司か?
○そのまま持ち場に戻り、運転業務についた。
これは「救出活動に参加しなかった」ことを完全に無視すれば、
立派なことのようにも見える。
よく運転できたなあ、しかし。
○事故当日、他の部署(というのかどうか知らないが)では親睦「ボーリング大会」を
予定通り開催した。
ボーリングはそもそも「脱線」と「衝突」を楽しむゲーム。
事故当日、それに興じるとは何事か?!と批判する意見も読んだが、
それは、気の利いたことを言ったつもりになっているだけのこと。大喜利じゃないのだ。
悲しむべきことが起ったら、関係者や、それを悼む心がある者は、
自分の楽しみ事を自粛すべしというマナーと照らし合わせるだけでいいのだ。
「脱線衝突ゲーム」であるかどうかは関係ない。
○上のような事柄を記者会見の席で、激しく乱暴な言葉で追及する記者。
真実の報道をしてくれと委託はした(正確には、その媒体を発信後受けるかどうかの選択も一般市民にはある)が、
正義の味方になってくれと頼んだ覚えはない。
お前は「通信の仕組み」で言えば、ただの「電線」のような存在に過ぎない。
お前の怒りや苛立ちは殺せ。
雪印事件の際の社長の「私は寝てないんだ!」発言のニュース映像を
見た人はいるだろうか?
あれは、正確にはこうだった(報道番組で観ただけだが)
社長「私は寝てないんだ!」
報道「被害者だって寝てないんだ!」
ではなかった。
社長「私は寝てないんだ!」
報道「こっちだって寝てないんだ!(すぐに)被害者だって寝てないんだ!」
上と下では全然違う。
記者は次元の低過ぎる社長発言に、
咄嗟に「自分も寝てない!」と本音を言ってしまった。(記者が寝てないのは勝手なんだが・・・。)
で、それを言っている最中に、もっと気の聞いたことを思いついた。
「被害者も寝てないんですよ!!」
というのが真相。
社長も記者もレベルが低かった。
淡々とした態度で取材をすると、
例えば今回ではJR側の対応のまずさがますます際立つ
ということにどうして気がつかないのだろうか?
「電線」のお前がそんなに怒ると、
それを見るこっちが醒めてしまう
ということもあり得るのだ。
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