the other side of SmokyGitanesCafe
それとは無関係に・・・。
 

色。  



GITANESのパッケージには、白が少ない方が
いい。
それとは無関係に・・・。


雑貨屋の棚を眺めていて、発見したのがこの器。
全体の色と唐草の模様に惹かれた。

黒の小皿×5と大×1で3000円強、それに
黒の鉢と白の鉢セットで2000円強だったから
食器の相場は知らないが、安いのではないだろうか。
どこで作られたものかもわからない。



すぐに「これ、ください。」と店員さんに言ってしまった。
5秒後に「お待たせしました」と箱入りのソレが
用意された。
売れ筋商品だったのだろう、用意できるのがあまりにも早い。


過去に食器を自分で買った記憶があまりないので、ほとんど
これが器デビューみたいなものだ。

それにしても真っ黒にシルバーの唐草模様の食器を
どのように使うのだろうか。洋にも和にも中にも合いそうに
ないのに。


同じ日、書店で「勇将の装い」という本を発見して購入。
戦国~江戸期の武将の、鎧兜などの写真を収めた本である。
かなり派手な人が多かったようだ。その時代では例えば
茶器などは渋好みが粋とされていた・というイメージがあるが
装いはそうでもないようだ。
小早川秀秋の陣羽織などは、まあ眠気も吹っ飛ぶ色とモチーフ。

彼らはああいう格好をして、渋い茶器で茶を飲んでいたのだろうか。

色に繊細かつ大胆、おおらかな一方で厳しい審美眼を要求された
時代だったのかもしれない。


私はなぜか最近茶道具を揃えようかという心境になっている。
多分、道具が「欲しい」だけのことだろう。
茶器さえあれば、茶は伊藤園がいいのだ。


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