GITANESの煙より早く流れて行った。
それとは無関係に・・・。
夕方になってから、かなり汚れていた車を洗おうと思い立ち、
暑いのは分かっていたが洗車。
ところが、ホースの先(ホースヘッド)が緩んでいたのか
外れてしまい、制御不能となって水が暴れ出した。
全身びしょ濡れになったのは何年ぶりだろうか。
これで結果的に快適に洗車できるようになってしまった。
作業が終わった頃、ようやく日が隠れた。
盆で返ってきていた人々を送らねば。
植木用の鉢に火を入れ、苧殻と戒名が書かれた板を焚く。
数珠を手に巻き拝むが、よほど乾いていたのだろう、
すぐに全てが燃えた。
そんなに急がなくても、と思える勢いで煙は流れていく。
毎朝夕に手を合わせ、それなりにあいさつ程度は交わしている
はずなのに、亡くなった人は盆だからと言ってどうして還ってきたり
戻っていったりするのだろうか。
無風のうちに煙は昇っていく。
ツバメの家族が煙の上を旋回していた。
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