GITANESを作るほどの国なんだから、そりゃあ自分勝手でしょう。
それとは無関係に・・・。
コンビニでひるめしを買って会社に戻り、休憩室の電子レンジで
温めて食べる。そういう頻度が最近かなり高い。
ところが、商品に表示されているアタタメの目安は
1000Wで●分、500Wで●分という表示なんだが
会社の年代モノの電子レンジは「強い」と「弱い」の分類しかない。
この辺がなかなか難しいところである。
調べればわかることなんだが、面倒くさいのである。
電子レンジというのは目に見えない粒粒が縦横無尽にレンジの中を飛び回って
あろうことか食品の内部にまで侵入して、いろんな角度からあっためるのだ
と聞いたことがあるようなないような気がする。
調べれば本当のところはわかるのだろうが、面倒くさいのである。
休憩室に入ると、女性スタッフがランチ休憩だった。
購入した弁当をレンジにいれ、スイッチを入れながらその同僚に訊いてみた。
私「電子レンジに詳しい?」
ス「もちろん詳しくないですよ。」
私「気になることがあるんだけどね。」
ス「はい?」
私「電子レンジって、目に見えない粒粒が飛びまくって、とにかく飛びまくって
食品を外からだけじゃなくて、いろんなことして温めるンだよね?」
ス「へえ。」
私「電子レンジに詳しくない?」
ス「だから、もちろん詳しくないですよ。」
私「例えば、レンジで2分というモノを2個入れたら、4分かかるのかね?」
ス「そりゃあ、そうでしょ?」
私「でも、そもそも電子レンジは粒粒が飛び回るんでしょう?食品を突き抜けたり
しながら八面六臂の活躍するんなら、単純に倍の時間が要るってことはないんじゃないの?
本当に電子レンジに詳しくないの?」
ス「どうして私が電子レンジに詳しいと思ったのか、それを聞きたいです。」
私「誰だって電子レンジに『詳しい』か『詳しくないか』のどっちかでしょ?
あなたが電子レンジに詳しい確率は5割に近いはず・・・」
ス「一度やってみたらわかりますよ」
私「え?」
ス「レンジで2分のモノを2個入れて、4分温めてみたらどうなるか、
やってみればわかりますよね?」
私「そりゃあでもちょっと熱くなり過ぎるんじゃないの?」
ス「じゃあ一度2分温めてみればいいじゃないですか?」
私「ひとつでも2分かかるのに二つも入れたら、ちょっと冷たいんじゃ・・・」
ス「じゃあ・・・3分にすればいいじゃないですか?」
私「2分でも4分でもないから3分、ってのはあまりにも安直じゃないのかね?
そういうことだから電子レンジなんていう人類の叡智の集合体の前に我々は無力な・・・」
チン。
温まったようだ。
取り出した弁当は加熱し過ぎて容器が歪んでいた。
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