GITANESのパッケージにも大いに助けられた。
それとは無関係に・・・。
夕飯時からなんとなく、その後のコーヒーの時間にはもうちょっとはっきりと、
その後の入浴時にはくっきりとあれこれ考えるのは
「明日何を着ようか?」
という問題である。
天候と行き先、どんな人と会ってどんな話をするか?
それが最も重要な要素であり、そこで大方針は決定されるのだが
その先の細かい選択は結構面倒くさい。
フランス人のように(本当はどうだか知らんが)10着しか服を持っていなければ
組み立ても何もないだろうが(だって、スーツとジャケットの夏・冬物、シャツ、シャツ、
パンツ、ジーパン、セーター、Tシャツだけでもう10着だぜ)、
10着に絞るほどの賢者(あるいはバカ)ではないので、なかなか選択しきれない。
そういう時にはまず何かのアイテムだけを想定する。
「あのシャツを着よう」
「ということは、あのジャケットか」
「じゃああのパンツであの靴、ならあのベルトであの時計」
「あのメガネとあのバッグ、あのペンとあれとあれと」
という組み立てになる。
この、最初のアイテムはもちろんシャツだけではなく
スーツのこともあるし、靴の場合もある。
サングラスのときもあるし、カフリンクスのケースだってある。
以前乗っていたクルマには、「どうしても手持ちのジャケットが合わない。」という
深刻な問題があった。
そこからいろいろあって今のクルマに乗り換えた。
もちろん、それだけが理由でそんな大胆なことはできる訳もなく、
前の車が人気大衆車種だったからかなりいい値段で下取りしてもらえて、
そこに手持ちのカネを足して、それでも足りないからローンを組んだしまだローンは続いている。
だから決して「服に合わんからクルマ変えたのよ、フフ」ってことではないのだが、
それも重要な要素であることは間違いない。
今日の最初のアイテムはクルマ
という日もある訳だ。
そこから上着やズボンや持ち物やらが決まっていく。
これはこれで一つのアプローチである。
もうすぐ最初の車検を迎えるのだが、まだその小さいクルマが気に入っている。
まだまだ乗り続けるだろう。
特に、赤いシートが気に入っており
そこから明日の服装を構成することもある。
あ、だから派手なおっさんになりがちなのか。
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