the other side of SmokyGitanesCafe
それとは無関係に・・・。
 





GITANES嗜好の真っ最中だった。
それとは無関係に・・・。

某現場で看板屋さんの社長と打ち合わせ。
社長は76歳。
少し前から階段の登り降りなどがやけに
キツくなり、
「歳やなあ・・・」
と思っていたらしい。
夜中にトイレに立った時も、どうも息苦しく
「歳やなあ・・・」
と思っていたらしい。
そうすると朝まで胸がドキドキし続けて
「歳やなあ・・・」
と思っていたらしい。

その様子が気になっていた奥様がネットでエリアの
お医者さんをいろいろ検索し、病院へ連れて行ったところ
「あかん、あんた死ぬで。このままでは来年生存率
一桁やで。すぐ紹介状書いて電話もしておくから
●●病院へ急いで!」
と言われた。
おとなしく指示に従って、指定された大きい病院へ
行き検査を受けたところ、
「心臓と繋がるでっかい血管(社長の表現です)が
切れかかってます。すぐ手術です」
と言われた。

左手首からカテーテルを入れて、その後ごちゃごちゃ
してもらって(これも社長の表現のままです)、
「たった4日入院して、もう普通ですわ」
とのこと。
その後はいくら階段を上っても降りてもまったく
支障なく、息も上がらないらしい。

「命拾いしたわー。はじめ『医者に行こう』と
言われたときは『連休明けでエエやんか』と思ったけど
なんとなく言われた通りしておいてよかったわー。」
と暢気に仰る。

「SGCさんと一緒に仕事するようになって、
何年になりましたっけ?」
「社長、もう30年ですよ」
「えっ?30年!」

その頃私はまだ20代で、社長も当然若く
今の私よりもずっと年下だった。
体型はまったく変わらない社長だが、体内では
そりゃあいろいろあったのだろう。

これからも長生きしてもらいたいし、
それだけではなくて、仕事は現役のままで
あってほしい。私のわがままな願望だとはわかって
いるが、そう思ってしまう人物である。





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