1か月半ぶりの三本槍岳山頂。周囲の山肌はすっかり紅葉に包まれていました。
山頂正面の旭岳へ向かう稜線沿いの紅葉です。稜線中央のピークまで下ると、その先に鏡ヶ沼を見下ろすことができます。ところでこの写真はiphone SEの画像。裏面照射型CMOSセンサを使っているためか、コントラストが協調され明るめに写る傾向があります。最近始めたYAMAPへの登録など気軽に使えるので、ブログ掲載にiphoneの写真を用いることも多くなりました。
一方、お気に入りのコンデジ画像(FUJIのF1000EXR) はこちら。iphoneと比べて一長一短ありますが、色合いはより原色に近い印象です。コンデジは光学式20倍ズームと超高速AFが魅力なのです。
旭岳の先(右奥)には磐梯山や吾妻連山、安達太良山がうっすらと見えていました。
南側には茶臼岳、朝日岳のピーク
南西には日光連山から尾瀬、越後の山々を遠望
関東最高峰の日光白根山をズーム。光学式20倍+デジタルズームで引き寄せました。
燧ケ岳から会津駒ケ岳の山々
三倉山へ続く尾根の左奥には中ノ岳、荒沢岳、越後駒ケ岳を遠望
大倉山、三倉山へ続く尾根は標高1800m~1900m。同じ標高の清水平付近に比べて色づきは遅れている様子です。
山頂で小休憩後、北側へ尾根道を下ります。
振り返ると紅葉に彩られた三本槍岳
鮮やかなミネカエデの紅葉
山頂から400mほど下ると甲子山と大倉山への分岐点にやってきました。標高は1850m。ここから大倉山方面へ向かいます。
さらに100mほど進むと眼下に鏡ヶ沼が見えてきます。鏡ヶ沼の先には旭岳のピーク、さらに甲子山への尾根道が続きます。
鏡ヶ沼にかけての南斜面の紅葉が色づいています。昨年10月上旬に一切経山から見下ろしたコバルトブルーの五色沼(魔女の瞳)を思い出しました。鏡ヶ沼は、五色沼よりも一回り小さい印象です。
さらにズーム。あと1~2週間すると湖の周囲の木々は黄金色に染まることでしょう。
標高1850m付近の紅葉。ここまで来る登山客は少なく、絶景を独り占めです。
南側に紅葉に染まる三本槍岳を見上げます。
山頂をズーム
目的の鏡ヶ沼を見たので、ここで折り返し、三本槍岳を経由して茶臼岳北側の姥ヶ平へ向かうことにしました。
三本槍岳直下から見下ろす紅葉と1900m峰、朝日岳、茶臼岳
絶景が続きます
清水平の手前から1900m峰を見上げます
1900m峰から続く尾根道。北斜面の色づきは若干遅いようです。
振り返るとうっすらと磐梯山
剣が峰の南側ではオヤマリンドウが咲いていました。
茶臼岳には登らず牛ヶ首へ向かいます。
茶臼岳北西斜面の噴気孔。昨年よりも蒸気が少ない印象です。いつもここを通る度に、この爆裂火口で再び噴火するのではないかという恐怖が襲ってきます(2014年にここを訪れた4日後に御嶽山が噴火しました)。
姥ヶ平を見下ろします。予想以上に色づいている様子。
牛ヶ首から紅葉の姥ヶ平を目指して下ります(続く)