ウリパパの日記

自由気ままに・・・

紅葉の那須岳登山(1) 峰の茶屋から三本槍岳へ 2021.9.23

2021-09-23 20:59:36 | 山登り

未明に寒冷前線が通過し、茨城県では明け方までにわか雨が降りました。2~3日前の予想より早く天気が回復しそうな雰囲気です。しかし大陸からの高気圧の張り出しが弱く、夕方からは上空に寒気を伴った低気圧が北日本に接近する予報。午前中であれば山の天気も回復し、昨年9月末のような雲海が見られる可能性がありそうです。早朝に起床して5時過ぎに友部のアパートを出発。時間節約のため、北関東自動車と東北自動車道を利用して那須へ向かいます。高速道路から見る日光連山は雲の中ですが、高原山と那須方面は雲が切れて青空が広がっています。好天が期待できそうです。

午前7時過ぎに峠の茶屋下の駐車場に到着。祭日のため登山客が多く、すでに満車に近い状態でした。紅葉がピークの時期になるとさらに混雑します。

 

駐車場から見る朝日岳方面。すでに紅葉が始まっていてびっくりです。昨年9月末に訪れたときはようやく色づき始めたところでした。

 

ナナカマドの実が色づいた登山道を登ります。うっかりクマ鈴を忘れてしまいましたが、登山客が多いので今日は必要なさそうです。

 

茶臼岳方面。雲一つない晴天です。

 

朝日岳西側の斜面は紅葉に彩られています。

 

剣が峰の南側を登ります。東側には雲海が広がります。

 

花はすっかり終わっていましたが、日当たりのよい南斜面ではまだオヤマリンドウが咲いていました。

 

ヤマハハコは晩秋まで咲く花です。

 

正面にはこれから向かう朝日岳と紅葉

 

しばらく北斜面を登り、明るい尾根道に出ました。天気の良いうちに朝日岳へ登ることにします。すっかり木々が色づいています。

 

朝日岳へ向かう途中、1900m峰、三本槍岳へと連なる尾根道を見下ろします。紅葉が進んでいます。期待できそうです。

 

駐車場を出発して55分で標高1896mの朝日岳に到着。山頂から、登ってきた尾根道と茶臼岳を見下ろします。その先には日光連山を遠望。高原山方面には積雲が湧いているため、その先の富士山も残念ながら見えません。

 

山頂から南側を見下ろします。山肌が色づいています。

 

朝日岳山頂にある小さな石の鳥居

 

南西には日光、尾瀬、越後の山々を遠望します。8月9日に訪れたときに比べるとやや霞んでいます。8月9日には富士山まで遠望できました。

 

日光連山を遠望。左から男体山、女峰山、帝釈山、少し離れて太郎山、その右には関東の最高峰日光白根山が見えています。

 

こちらは東北の最高峰、燧ケ岳。その左に至仏山。

遠望はこれくらいにして、三本槍岳を目指します。

 

熊見曽根、1900m峰へ続く尾根道。西風が強いものの気温は高め。湿度が低く夏の高原のような爽やかさです。

 

途中、朝日岳を振り返ります。

 

朝日岳と茶臼岳。そして山肌を染める紅葉。

 

1900m峰の手前から熊見曽根を振り返ります。

 

1900mから清水平への下り

 

これから向かう三本槍岳が近づいてきました。

 

三本槍岳をズーム。手前はミネカエデの紅葉かな?

 

途中の右手に池塘があります。そして鮮やかな紅葉。

 

清水平付近から紅葉の鮮やかさが増してきます。今年は秋の訪れが遅れていますが、9月前半にオホーツク海高気圧が強まり、那須の山々ではかなり気温が下がった時期があったことが影響しているのかもしれません。ただし8月、9月と天気が悪かったためか、真っ赤に燃えるような紅葉ではなく、ややくすん色が多い印象です。

 

清水平の先から1900m峰を見上げます。

 

ナナカマドの赤い実とオレンジ色の実

 

三本槍岳へ向けて最後の登りです。

 

紅葉に彩られる登山道を振り返ります。

 

紅葉の中を山頂目指して登ります。

 

北側の眺望。福島県北部の山々は雲の中。磐梯山は姿を現していました。

 

遠くに見える磐梯山をズーム。紅葉の時期にも登ってみたい山です。6月~7月は磐梯山、秋は安達太良山へ向かってしまうので、秋に磐梯山を登る機会がありません。

 

駐車場からちょうど2時間。9時12分に標高1917mの三本槍岳に到着しました。今日はもう少し先まで下り、三本槍岳の北斜面の紅葉と鏡ヶ沼の姿を見ることにします。その前に10分ほど周囲の景色を楽しみ朝食休憩としました(続く)

 

 

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