今週と来週は高尾の自宅で在宅勤務となります。茨城県のアパートと違って家事などやることが多いため、1日12500歩は意識しないと達成が難しい状況です。1日に4~5回、空き時間を見つけて自宅周辺を歩いたり、食事の食材買い出しに出かける際に遠回りしてみたり毎日工夫の連続です。今日は昼食休憩前に時間を確保して、久しぶりに片倉城跡公園まで散策してきました。
9月に入り東日本では涼しい日が続いています。八王子の7日間の平均気温は19.5℃。例年の9月上旬は残暑が厳しくて平均気温は25℃を超える日が続くことを考えると、今までにあまり経験のない異常低温です。昨日は富士山で初冠雪を観測したこともあって、マスコミでは秋の訪れが早いと報道されていました。しかし、この陽気は大陸育ちの高気圧に覆われてぐっと冷え込むというよりは、オホーツク海高気圧の勢力が強まり梅雨寒が戻ってきたという印象です。8月中旬にも似たような低温傾向の時期がありました。昨日は久しぶりに晴れるという予報でしたが、北東風の影響で関東南西部の山沿いは雲がとれにくく、すっきりしない天気となってしまいました。オホーツク海高気圧が退くと、8月後半のように再び蒸し暑い残暑が戻ってくると予想されます。従って、今年も秋の訪れも遅れるのではないかと予想しています。
片倉城跡公園を訪れたのは、キツネノカミソリが咲き始めた7月17日以来。約2ヵ月ぶりです。
池ではスイレンの花がまだ咲いています。
片倉沢を上ります。カシワバハグマが咲き始めました。
夏の花、シュロソウがまだ咲いていました。
ヤマホトトギスが満開
北斜面にもたくさん咲いています。
二の丸広場のナバンギセル
ススキの根元に群生しています
散策路沿いでも見かけました
近くでノダケが開花していました。
カラマツソウも満開
カラマツソウは片倉沢南側の階段沿いに群生しています。
最後に訪れた奥の沢ではマヤランが1輪開花していました。マヤランは7月に咲く花と思い込んでいました。帰宅後に調べてみると花期は6月~10月で、秋に咲く株もあるようです。新たな発見でした。
ウバユリの種が成長していました。キツネノカミソリの花はすっかり終わっていました。
2ヵ月ぶりに訪れた片倉城跡公園では夏の花が終盤を迎え秋の気配を感じました。公園が紅葉に包まれるのは2ヵ月後となります。