那須の紅葉めぐりの最後は姥ヶ平です。11時を過ぎて茶臼岳の東側や南月山方面には積雲が湧き、時折日差しを遮るようになりました。茶臼岳の西側は天気が問題無さそうです。
牛ヶ首から100mほど歩きにくい岩場を下ると、紅葉の始まった姥ヶ平に到着します。
紅葉のピーク時には多くの方で賑わいますが、例年はまだ色づいていない時期でもあることから、途中ですれ違ったのは数名でした。
振り返ると紅葉の先に茶臼岳。
11時30分に姥ヶ平中心の広場に到着。青空に紅葉と荒々しい茶臼岳が映えます。標高1594m。標高の割に木々が色づいているのは、この周辺が窪地になっていて朝晩と日中の寒暖差が大きいためでしょう。
色付き始めは、薄緑と橙色の紅葉が中心。10月に入ると真っ赤に色づくことでしょう。
木道を歩いてひょうたん池へ向かいます。
木道から見上げる茶臼岳
もう一枚パチリ
ひょうたん池に到着。池に映る逆さ茶臼岳と紅葉が美しい場所です。三脚立ててフィルタを使って熱心に撮影しているカメラマンがいました。こちらは手持ちのコンデジでパチリ。撮影は一瞬で終わり、しばらく沸き立つ雲の動きを見て楽しみます。
木道を戻ります。正面の山肌は紅葉のピークを向かえつつあります。
木道を戻り、再び牛ヶ首方面へ登ります。
牛ヶ首へ戻る途中で姥ヶ平を振り返ります。
茶臼岳の中腹から先ほど歩いた木道とひょうたん池を見下ろします。
茶臼岳の西側を下ると峰の茶屋跡が見えてきました。その先は、朝歩いた朝日岳や1900m峰の山々となります。東側には雲が湧いていて視界を遮ります。峰の茶屋跡から駐車場方面へ下ります。
下りの途中に見かけたエゾリンドウ。朝方登ってきたときには、周囲の景色に見とれて気づきませんでした。
13時前に峠の茶屋へ戻ってきました。前回(8月)に続き、ここでかき氷を食べて休憩します。
帰りにいつも訪れる鹿の湯は人が多そうなので、初めて北温泉旅館を訪れてみました。日帰り入浴可能な秘湯の宿です。駒止の滝の展望台に車を停め、10分ほど下ります。
途中で見かけたダイモンジソウ
北温泉に到着。江戸、明治、昭和の時代に建てらえた3つの建物があり歴史を感じさせる秘湯です。日帰り入浴は700円。
秘湯・天狗の湯でゆっくりと休憩してきました。泉質は単純泉で鉄分を含んでいます。お客さんは他にいなく、秘湯を独り占めでした(最後にお客さんが1名やってきました)。
こちらは露天風呂。見るだけとしました。
温泉でのんびりしていたら遅くなってしまいました。時間は14時30分。那須からは高速道を使わずに一般道を利用。ほぼ那珂川に沿って茂木まで南下。益子経由で友部のアパートまで2時間30分で戻ってきました。