今週に入り急激に秋めいてきました。東北や関東地方から初冠雪の便りが届いています。月曜日(18日)の朝は笠間で3.9度、水戸で6.1度、北部の大子町では2.8度まで気温が下がり、茨城県の山間部では霜が降りたことでしょう。笠間では降霜の一歩手前で気温があと1度下がっていたら初霜となっていたところです。この冷え込みでひたち海浜公園のコキアは色づきが進み、早くも見頃の後半を迎えているとの情報です。昨日は友部のアパートでの在宅勤務だったので、昼前に長めの休憩を取得して、ひたち海浜公園へ出かけてきました。
友部のアパートからひたち海浜公園まで高速道路を利用すると40分足らずで到着。海浜口に車を停めて、みはらしの丘へ向かいます。
みはらしの丘に到着。10月9日に比べるとコキアは一段と赤く色づき、コスモスは早くも見頃を過ぎてしまいました。週末の雨で散ってしまったようです。
丘に登らず、まずはコスモスの様子を見ながら西側へ向かいます。
残念ながらコスモスは終盤を迎えていました。一方、みはらしの丘は赤く染まっています。
コキアは赤色から茶色が混ざったレンガ色へと移り変わりつつあります。
ビュースポットから、みはらしの丘を見上げます。今年のコキアは大きさが不揃い。例年よりもかなり小さめの株が多く、株間の隙間が目立ちます。夏の天候不順の影響かもしれません。
大きな株を見つけてパチリ
丘の中腹からコキアを見下ろします。両側にコスモス畑。
丘の東斜面には濃紅色のコスモス畑。こちらのコスモスは見頃が続いていました(前回も満開)。
コスモス畑の先には青い海。阿字ヶ浦方面です。
みはらしの丘の鐘です。密を避けるため昨日はクローズでした。
丘の頂上からコキアを見下ろします。頂上周辺のコキアは小ぶりでボリューム感が物足りない。
北側には樹林エリアが広がります。
奥久慈の男体山と茨城県最高峰の八溝山を遠望。北西から西側の日光連山、高原山、那須方面は雲の中でした。
南西には筑波山を見渡します。
そして宝篋山の右奥には冠雪の富士山が見えていました。肉眼でも何とか認識できました。あらかじめ場所が分かっていないと、見つけるのは困難かもしれません。ひたち海浜公園から富士山まで200km離れています。昨日は空気が乾燥していたため10月にしては珍しく富士山を遠望できました。観覧車に乗ると宝篋山の左側に姿を見せます。
頂上で遠望を楽しんだ後、丘を下ります。遠くに阿字ヶ浦を見下ろすアングルは私のお気に入りです。
もう少し下ると鐘が見えてきます。コキアが小粒なのが残念
こちらのボリューム感あるコキアは既にレンガ色に染まってきました。
コキアを抜けてコスモス畑へ下ります。
斜面を彩るコスモス。このあたりは満開で見ごたえありました。
コスモス畑の先にコキアの丘を見上げます。
最後に今年の見納めとなりそうなコキアをズーム。
みはらしの丘を後にします。
続いて大草原フラワーガーデンへ向かいます。キバナコスモスの見頃が続いていました。
パンパスグラスと観覧車
ピンクのセンセーション ピンキーと観覧車。青空に映えます。
フラワーガーデンでは色とりどりのコスモスが満開でした
珍しいチョコレートコスモス
大草原フラワーガーデンを巡ってから海浜口へ戻ります。
イソギクの蕾。開花までわずかです。
ひたち海浜公園のコキアとコスモスの見頃は今週いっぱいでしょう。その後しばらくは黄金コキアを楽しめそうです。夕日に照らされる黄金コキアも見ごたえあります。今年はもう都合がつかないので、昨日がコキアの見納めとなりそうです。来年もぜひ訪れたい・・・