先週、会社の鉄マニアから、常磐線に赤電が走るという情報を頂きました。勝田車両センター60周年を記念したラッピング車両で、昔の401系塗装の赤電をイメージして小豆色とクリーム色に着色されています。以下がJR東日本水戸支社からの情報です。
ラッピング車は5両1編成のみ。当面の間、常磐線原ノ町駅(福島県)から水戸線小山駅(栃木県)までの間で運用されるため、偶然出会うのは奇跡かもしれません。会社の鉄ちゃんは、運用が開始された初日(先週金曜日)の会社の帰りに偶然、勝田駅始発の水戸線直通小山行の赤電に遭遇したそうです。そんな話を月曜日朝に交わした矢先、昨日の夜、水戸駅で噂の電車に出会いました。昨夜は常磐線岩間駅で人身事故を発生したため、常磐線が一時不通となりました。勝田駅で30分ほど待ち。ようやく水戸駅にたどり着き、ホームで運転再開を待っていたところ、水戸線直通小山行きが入線し、運転再開後に最初に友部駅まで到着するとのアナウンスがありました。そこで反対側のホームに移ったところ、なんと噂の赤電が入線してきたのです。
一時、行先表示の照明が消えました
入線時の「常磐線直通」から「水戸線直通」の表示に切り替わりました。さっそく今朝会社で報告したところ、なぜ撮り鉄の方は同じアングルで撮影するのかと問われました。別に撮り鉄ではないし意識しているわけではないのですが、確かにいつも決まったアングルになってしまいますね(笑)。正面と車両全体が映るような位置で無意識に構えてしまうのでしょう。写真ではホームが閑散としていますが、実は後ろにスマホを構えたおじさん達が興奮してゾロゾロ。赤電が懐かしい世代なのでしょう。もし夕方の女子高生が多い時間帯だったら、何この電車、ヤバイヤバイと言って騒いでいたことでしょう。
側面の行先表示をパチリ。運転再開のアナウンスがあったため赤電に乗り込みます。
友部駅に到着。霧雨が降り続いています。
最後部に移動して、友部駅の駅名表示を入れて記念に1枚。
お決まりのアングル(笑)でも1枚
車内の様子。普通のE531系と変わりません。
車内にはほとんど乗客がいません。
満足したので、アパートへ戻ります。
実は今日の夜も水戸駅で小山線直通の赤電に遭遇しました。水戸駅発車が20分後だったので、今日は車内から見るだけとしました。