
今月末からやってくれます。吉祥寺バウスシアターの爆音映画祭・音楽編。
「ピンクフロイド、ストーンズ、モーターヘッド!ドアーズ、そして死んだ3人のJの物語」
だって。
モーターヘッドは噂の「極悪レミー」に違いないが、はてさて、Jって誰だ?
ジミヘン、ジャニス、、、ドアーズは名が出てるからジムモリソンじゃなさそう?ブライアンジョーンズ?ジョンレノン?ジョニーサンダースじゃないですよね。
東京っていいな。大阪には、当たり前だけどバウスもアップリンクもラピュタもないし。同じような事するところってないのかな?
九条と十三には良い映画館があるんですが。
東京って、商業主義のつまらないモノが多いけど、やっぱり面白いモノって、圧倒的に東京に集中してるような気がします。
当たり前だけど、数が多けりゃ多いほど、良いのに当たる確立が高いのね~
ところで、今回の目玉は「ピンク・フロイド/ライブ・アット・ポンペイ」 Pink Floyd Live at Pompeiiのようです。
なにを今更とチェックしてみると、「80年代にビデオ発売と共に送られてきたフィルムコンサート用の磁気4チャンネルで、20年開けられることのなかったフィルムはボロボロで、1回2回しか上映できない」という何だか映画館でわざわざ観たくなるプレミアム上映という。
巧い!こういうものは緊張感ある映画館で観ましょうね。
以下(勝手に)宣伝
「ピンク・フロイド/ライブ・アット・ポンペイ」 Pink Floyd Live at Pompeii
1972年/イギリス/78分/35mm/監督:エイドリアン・メイベン 出演:ピンク・フロイド
観客のいないポンペイ遺跡の空間は宇宙の彼方まで広がって、音は更にその先から聞こえてくる。それを観る/聴く我々の身体もまた、その宇宙の果てへと広がって行くという、ウルウルするようなロック体験がそこにある。
「2回目の上映の有無は、1回目の上映後、フィルムの状況次第で決定」だって、そりゃ1回目いくでしょ。ダビングしたビデオで持ってたけど、化石化したフィルムを観てみたいな~!
「クリスタル・ボイジャー」 Crystal Voyager
1972年/オーストラリア・アメリカ/79分/35mm/監督:デヴィッド・エルフィック
サーファーが背負ったカメラが写した波と空のバックで延々と流れる「エコーズ」。オリジナルとエコーとの境目が崩れ、私と宇宙と海とが一体になるその一瞬を、バウスの爆音が演出する。
以前、バウスで観ましたが、こういうちょっと退屈なものこそレイトショウ向き。酒とツマミでゆっくり座席に踏ん反りがえってBGM感覚で。
「モア」 MORE
1969年/ルクセンブルク/116分/監督:バルベ・シュローデル 音楽:ピンク・フロイド
出演:ミムジー・ファーマー、クラウス・グリュンバーグ
サントラの製作期間の短さ(8日間)が話題となったが、ピンク・フロイドの音は映画の環境音と一体となって、世界の視界を更に広げる。波と風と砂があなたの体内を駆け巡るはず。
これを何度も観て、愛の楽園イビザ島へ移住したいと思ったが、いまだ願い叶わず。
「ラ・ヴァレ」 La Vallee
1972年/フランス/100分
監督:バルベ・シュローデル 音楽:ピンク・フロイド
出演:ビュル・オジエ、ジャン=ピエール・カルフォン
アルバム『雲の影』の元になった映画。『モア』が海ならこちらは森。ヘルツォークをも思わせる世界の果てへの侵入は、音による視界の拡張とそのまま繋がっている。パプア・ニューギニアの祭礼の音楽など、聞き所満載。
未見ですがヘルツォークと言われちゃ見なきゃならんべ。
「スタンピング・グラウンド」 Love and Music
1970年/オランダ/90分
監督:ハンス・ユルゲン・ポーランド 出演:ピンク・フロイド、サンタナ、T・レックス、ジェファーソン・エアプレイン
ウッドストックの翌年、ロッテルダムに集った35万人!ロックのエネルギーが最大値に達した時代の混沌が、その粗い映像の中に渦巻いている。
これは知りませんでした。アムステルダムの隣町とくればさぞかし煙がモクモクでしょう。
【死んだ3人のJの物語】
「ドアーズ/まぼろしの世界」 When You’re Strange
2009年/アメリカ/82分
監督:トム・ディチロ ナレーション:ジョニー・デップ
出演:ザ・ドアーズ
大学の映画学科に通っていたジム・モリソンの残した作品が、全編にちりばめられる。もはやどこにもないアメリカの血まみれの記憶の中からその映像と音が発せられる。狂おしいまでの世界の鮮烈な音が塊で襲ってくる。
何だ、Jってジムモリソンだったのか。まぁいいや、これも見たいです。
「フェスティバル・エクスプレス」 Festival Express
2003年/イギリス・オランダ/90分
監督:ボブ・スミートン
出演:ジャニス・ジョプリン、ザ・グレイトフル・デッド、ザ・バンド
酔っぱらいの男たちがヘロヘロになって演奏する中、ヘロヘロになればなるほど威力を発するジャニス・ジョプリンの歌は、列車に乗ってどこまでも飛んで行くだろう。
こりゃ見たからいいや。爆音の意味はないような、、、
「JIMI HENDRIX ジミ・ヘンドリックス」 JIMI HENDRIX
1973年/アメリカ/102分
監督:ジョー・ボイド
出演:ジミ・ヘンドリックス、エリック・クラプトン、ミック・ジャガー
ジミ・ヘンの歩みを友人やミュージシャンが語る。モンタレー・ポップ、ウッドストック、フィルモア・イーストなどで収録された演奏シーンもふんだんにちりばめられた王道のドキュメンタリー。
やっぱ、爆音の先祖はジミヘンですな。ん?フーが先だって?わたしゃ未だにザフーの良さがわからんチンです。
【ストーンズ!】
「ザ・ローリング・ストーンズ レディース・アンド・ジェントルメン」 Ladies and Gentleman
1973年/アメリカ/82分
監督:ローリン・ビンザー 出演:ザ・ローリング・ストーンズ
74年のアメリカ公開以来封印されてきた、ストーンズの72年北米ツアーの記録。ブライアン・ジョーンズの死を乗り越えた彼らの躍動する肉体と音を、全身全力で受け止めてください!
はーい。
【そしてモーターヘッド!】
「極悪レミー」 Lemmy 49% motherfucker 51% son of a bitch
2010年/アメリカ/117分
監督:グレッグ・オリヴァー/ウェス・オーショスキー
出演:レミー、フィル・キャンベル、ミッキー・ディー(MOTORHEAD)、ラーズ・ウルリッヒ
ホークウィンドからモーターヘッドへ、サイケからメタルへとギアチェンジして走り続けてきたレミーの爆笑爆音人生の記録。速くてでかくて切れる。そんな音楽とともにあることの清々しさがたっぷり詰まった約2時間。
私の中では、レミーといえば“サムゴパル”からですが、モーターヘッドでは「オーヴァーキル」ですな。バスドラの気持ち良さ、もうたまりませんがね。
【ロックンロールとべトナム戦争】
「ドアーズ/まぼろしの世界」 When You’re Strange
「APOCALYPSE: A REQUIEM for the SIXTIES」
「地獄の黙示録・特別完全版」 Apocalypse Now REDUX
1979年→2001年/アメリカ/203分
監督・製作:フランシス・フォード・コッポラ
出演:マーロン・ブランド、マーティン・シーン、デニス・ホッパー、ロバート・デュヴァル
ドアーズの「ジ・エンド」を爆音で聞くだけでも価値があります。が、さすがオールは嫌です。終電乗り過ごして、映画館で始発を待つのにかかってたらいいんですがね。
「ピンクフロイド、ストーンズ、モーターヘッド!ドアーズ、そして死んだ3人のJの物語」
だって。
モーターヘッドは噂の「極悪レミー」に違いないが、はてさて、Jって誰だ?
ジミヘン、ジャニス、、、ドアーズは名が出てるからジムモリソンじゃなさそう?ブライアンジョーンズ?ジョンレノン?ジョニーサンダースじゃないですよね。
東京っていいな。大阪には、当たり前だけどバウスもアップリンクもラピュタもないし。同じような事するところってないのかな?
九条と十三には良い映画館があるんですが。
東京って、商業主義のつまらないモノが多いけど、やっぱり面白いモノって、圧倒的に東京に集中してるような気がします。
当たり前だけど、数が多けりゃ多いほど、良いのに当たる確立が高いのね~
ところで、今回の目玉は「ピンク・フロイド/ライブ・アット・ポンペイ」 Pink Floyd Live at Pompeiiのようです。
なにを今更とチェックしてみると、「80年代にビデオ発売と共に送られてきたフィルムコンサート用の磁気4チャンネルで、20年開けられることのなかったフィルムはボロボロで、1回2回しか上映できない」という何だか映画館でわざわざ観たくなるプレミアム上映という。
巧い!こういうものは緊張感ある映画館で観ましょうね。
以下(勝手に)宣伝
「ピンク・フロイド/ライブ・アット・ポンペイ」 Pink Floyd Live at Pompeii
1972年/イギリス/78分/35mm/監督:エイドリアン・メイベン 出演:ピンク・フロイド
観客のいないポンペイ遺跡の空間は宇宙の彼方まで広がって、音は更にその先から聞こえてくる。それを観る/聴く我々の身体もまた、その宇宙の果てへと広がって行くという、ウルウルするようなロック体験がそこにある。
「2回目の上映の有無は、1回目の上映後、フィルムの状況次第で決定」だって、そりゃ1回目いくでしょ。ダビングしたビデオで持ってたけど、化石化したフィルムを観てみたいな~!
「クリスタル・ボイジャー」 Crystal Voyager
1972年/オーストラリア・アメリカ/79分/35mm/監督:デヴィッド・エルフィック
サーファーが背負ったカメラが写した波と空のバックで延々と流れる「エコーズ」。オリジナルとエコーとの境目が崩れ、私と宇宙と海とが一体になるその一瞬を、バウスの爆音が演出する。
以前、バウスで観ましたが、こういうちょっと退屈なものこそレイトショウ向き。酒とツマミでゆっくり座席に踏ん反りがえってBGM感覚で。
「モア」 MORE
1969年/ルクセンブルク/116分/監督:バルベ・シュローデル 音楽:ピンク・フロイド
出演:ミムジー・ファーマー、クラウス・グリュンバーグ
サントラの製作期間の短さ(8日間)が話題となったが、ピンク・フロイドの音は映画の環境音と一体となって、世界の視界を更に広げる。波と風と砂があなたの体内を駆け巡るはず。
これを何度も観て、愛の楽園イビザ島へ移住したいと思ったが、いまだ願い叶わず。
「ラ・ヴァレ」 La Vallee
1972年/フランス/100分
監督:バルベ・シュローデル 音楽:ピンク・フロイド
出演:ビュル・オジエ、ジャン=ピエール・カルフォン
アルバム『雲の影』の元になった映画。『モア』が海ならこちらは森。ヘルツォークをも思わせる世界の果てへの侵入は、音による視界の拡張とそのまま繋がっている。パプア・ニューギニアの祭礼の音楽など、聞き所満載。
未見ですがヘルツォークと言われちゃ見なきゃならんべ。
「スタンピング・グラウンド」 Love and Music
1970年/オランダ/90分
監督:ハンス・ユルゲン・ポーランド 出演:ピンク・フロイド、サンタナ、T・レックス、ジェファーソン・エアプレイン
ウッドストックの翌年、ロッテルダムに集った35万人!ロックのエネルギーが最大値に達した時代の混沌が、その粗い映像の中に渦巻いている。
これは知りませんでした。アムステルダムの隣町とくればさぞかし煙がモクモクでしょう。
【死んだ3人のJの物語】
「ドアーズ/まぼろしの世界」 When You’re Strange
2009年/アメリカ/82分
監督:トム・ディチロ ナレーション:ジョニー・デップ
出演:ザ・ドアーズ
大学の映画学科に通っていたジム・モリソンの残した作品が、全編にちりばめられる。もはやどこにもないアメリカの血まみれの記憶の中からその映像と音が発せられる。狂おしいまでの世界の鮮烈な音が塊で襲ってくる。
何だ、Jってジムモリソンだったのか。まぁいいや、これも見たいです。
「フェスティバル・エクスプレス」 Festival Express
2003年/イギリス・オランダ/90分
監督:ボブ・スミートン
出演:ジャニス・ジョプリン、ザ・グレイトフル・デッド、ザ・バンド
酔っぱらいの男たちがヘロヘロになって演奏する中、ヘロヘロになればなるほど威力を発するジャニス・ジョプリンの歌は、列車に乗ってどこまでも飛んで行くだろう。
こりゃ見たからいいや。爆音の意味はないような、、、
「JIMI HENDRIX ジミ・ヘンドリックス」 JIMI HENDRIX
1973年/アメリカ/102分
監督:ジョー・ボイド
出演:ジミ・ヘンドリックス、エリック・クラプトン、ミック・ジャガー
ジミ・ヘンの歩みを友人やミュージシャンが語る。モンタレー・ポップ、ウッドストック、フィルモア・イーストなどで収録された演奏シーンもふんだんにちりばめられた王道のドキュメンタリー。
やっぱ、爆音の先祖はジミヘンですな。ん?フーが先だって?わたしゃ未だにザフーの良さがわからんチンです。
【ストーンズ!】
「ザ・ローリング・ストーンズ レディース・アンド・ジェントルメン」 Ladies and Gentleman
1973年/アメリカ/82分
監督:ローリン・ビンザー 出演:ザ・ローリング・ストーンズ
74年のアメリカ公開以来封印されてきた、ストーンズの72年北米ツアーの記録。ブライアン・ジョーンズの死を乗り越えた彼らの躍動する肉体と音を、全身全力で受け止めてください!
はーい。
【そしてモーターヘッド!】
「極悪レミー」 Lemmy 49% motherfucker 51% son of a bitch
2010年/アメリカ/117分
監督:グレッグ・オリヴァー/ウェス・オーショスキー
出演:レミー、フィル・キャンベル、ミッキー・ディー(MOTORHEAD)、ラーズ・ウルリッヒ
ホークウィンドからモーターヘッドへ、サイケからメタルへとギアチェンジして走り続けてきたレミーの爆笑爆音人生の記録。速くてでかくて切れる。そんな音楽とともにあることの清々しさがたっぷり詰まった約2時間。
私の中では、レミーといえば“サムゴパル”からですが、モーターヘッドでは「オーヴァーキル」ですな。バスドラの気持ち良さ、もうたまりませんがね。
【ロックンロールとべトナム戦争】
「ドアーズ/まぼろしの世界」 When You’re Strange
「APOCALYPSE: A REQUIEM for the SIXTIES」
「地獄の黙示録・特別完全版」 Apocalypse Now REDUX
1979年→2001年/アメリカ/203分
監督・製作:フランシス・フォード・コッポラ
出演:マーロン・ブランド、マーティン・シーン、デニス・ホッパー、ロバート・デュヴァル
ドアーズの「ジ・エンド」を爆音で聞くだけでも価値があります。が、さすがオールは嫌です。終電乗り過ごして、映画館で始発を待つのにかかってたらいいんですがね。
自分の意思じゃなく、雨や風みたいに浴びてこそわかるものもあるんですよ、きっと。
ライブ・アット・ポンペイ、以前DVD借りたけど飛ばして観てしまいました。