A部門に参加するのが全県で41校。
課題曲の内訳は、Ⅰが2校、Ⅱが6校、Ⅲがうち含めて7校、Ⅳが16校、Ⅴが10校。
高校はⅤが一番人気かな、Ⅲは扱いにくいよね的な声を3月ころは耳にしていたけど、なんとなくいつもの年みたいな分布かな。
あ、この学校さんはやっぱりこれねと感じられる選ばれ方になっているのも面白い。
バンドのカラーっていうのは誰がつくるのだろう。メンバーの質? 伝統? 顧問の性向もあるだろうか。
「ウィークエンドインニューヨーク」の時、審査員の先生にもバンドにあっていると書いていただいた(だったら、もっと点数ください)が、たしかにあの時は楽しかったし、自分にもメンバーにも合っているように思えた。
それに比べれば、オーケストラ作品のアレンジものや、オリジナルでもゆっくり歌い込むメロディーを聞かせようとするバンドではないだろう。(あ、B時代の「青銅の騎士」は上手にできました)
マーチを緻密につくりあげるのも苦手だ。これは自分の問題か。だってマーチって行進曲だよね、軍隊の。
なんで何ヶ月もかけてちまちまそんな音楽をやる必要があるのか。青春の無駄遣いでしょ、とか書くと厳しいご批判をたまわってしまうかもしれない。
マーチは吹奏楽の基本中の基本だ、と。それがちゃんとやれないからだめなんだ、と。
そうかもしれない。そうかもしれないが、生理的に苦手なのはしょうがない。
課題曲にマーチを入れるなら、無理矢理な新作じゃなくて、定評のある過去のものとか、古典的名作を入れ続けたらどうだろう。センター試験の出題さえ、昔の文章を出してもよくなったのだから。
今年の課題曲はポップス、自由曲はオリジナル(ほんとはオケ作品だけど)で、素材はこてこての和もの。
コンクールの正統とは見えにくい組み合わせかもしれないが、実に自分の好みにも、そして今のバンドにも合っていると思っている。