串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

ホテル湖上苑の風呂

2014年07月01日 | 宿-関東

中禅寺湖温泉は日光湯元からの引き湯。

12キロもの距離を引っ張って来ている。

劣化しているだろうなぁ・・・と、期待はしてなかったが、それは嬉しい誤算だった。

宿の案内に「湯がまろやかになっている」と、書いてあった。

あの強烈な硫黄泉が、ここまで来たらおとなしくなっているのだろうか? 

風呂は男女別に内湯と露天。

それに貸切湯が1ケ所あり、空いていれば中から施錠して24時間無料で入浴できる。

まず男湯を覗いてみた。

湯は白濁している。

 

湯口の土瓶は益子焼きだろう。

なかなかいい感じ。

露天風呂の湯は緑がかった透明。

こちらは女湯だが、内湯は透明。

やや熱い目の43度ぐらい。

親切な事にどの湯船にも湯温計が備え付けられていた。

この宿、細かい所まで気配りができていると感心した。

全10部屋の宿、女将の目が行き届いているのだろう。

翌朝、前日は透明だった湯が笹濁り色に変身。

時間によって、気温によって湯の色が変化するという、その変化をはっきり認識したのは、初めてかもしれない。

こちらは前日の透明な湯。

湯船の縁にはべったりとクリーム色の抽出物がへばりついている。

源泉掛け流しの湯は力強さがありとてもいい。

前日に泊まった日光湯元の宿の湯よりずっといい。

女湯の露天風呂はいつも透明だった。

中禅寺湖に面した露天風呂だが、目隠しもあってそう眺めが良いとは言えないかも。

化粧落とし、洗顔石鹸・・・アメニティは揃っている。

こちらは貸切風呂。

入ろうとしたが熱くて入れない。

加水するのももったいなくて、結局一度も入らなかった。

湯口と反対の方の湯面に味の素のようなフレーク状の湯の花が浮いている。

これを割って入るのも楽しいものだが熱くて無理。

ホテル湖上苑の風呂、良かったです。