秋、冬の日光は知っているが新緑の日光へ来るのは初めて。
6月だが春遅い日光、以前GWに来た時、戦場ヶ原辺りはまだ茶色一色の世界だった。
地元の人から日光は梅雨の影響が案外少なくて、ズミやクリンソウが咲く6月がいい・・・と、聞いていた。
竜頭の滝上の駐車場に車を停め、流れ落ちる滝を上から眺める。
流れる先の中禅寺湖が見えるが、曇天ではっきりしない。
橋の反対側、竜頭の滝へと細い沢を一気に流れ落ちる様子は、いつまで見ていても飽きない。
こちらは湯滝。
いつも路側に停車して上から見ていただけだったが、今回滝見台まで下りてみた。
400段余りの階段を下って上がって・・・しんどいです。
湯滝の駐車場があるが、料金500円必要なので、相方は「パス、パス」とつれない。ケチンボ!
凄い迫力。
500円支払ってでも見る価値有り。
まさにシルクのカーテン。
赤沼のPに車を停め低公害バスに乗ると、少し中禅寺湖の方へ戻り右折。
ゲートはバスの運転手さんがリモコンで開けているのだろう。
一般車通行禁止の舗装された一車線の道をバスは行く。
バスは満員だった。
一番前に並んでいたので前の席に座れたが、次々乗って来る人達ですぐに満員に。
約30分、立っている人はしんどかっただろう。
バスは終点の千手ケ原に到着。
折り返しで赤沼駐車場へ戻るバスを待つ人が長蛇の列を作っている。
平日なのでほとんどが中高年、若い人を見かけるのは珍しかった。
クリンソウの群生は高山市の宇津江四十八滝でもよく咲いているし、ここではササユリとの競演が楽しめる。
この千手ケ浜へ見に来るほどの苦労はしないで楽しめる。
知名度の違いか、首都圏に近いからか?日光のクリンソウ見物は一苦労。
中禅寺湖へ流れ込む小さな流れの両側にクリンソウが咲く。
水辺の風景は絵になります。
中禅寺湖を眺めながら、コンビニで買ったおにぎりの昼食。
復路は運転手側と反対の席に座り、小田代原に立つ白樺「貴婦人」を眺める。
清酒の銘柄にもなっている「貴婦人」、存在感があります。
石楠花橋でバスを降り戦場ヶ原へ向かう。
湯の湖を源に流れる湯川としばらく平行に歩く。
奥入瀬ほどの急な流れではないが、ちょっと奥入瀬を彷彿させる。
ワタスゲが風になびく戦場ヶ原。
立ち入る事は出来ず、展望台から眺めるだけ。
いつ頃までこの戦場ヶ原を自由に歩けたのだろうか?
日光、楽しみました。
史跡、自然、温泉・・・いい所です日光。
もう少し近ければいいんだけど。