木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)




昨日の初夏のような陽気が続くのかと思いきや、
今朝は気温も戻り、風が吹いています。
愛犬クレハといつも通りに歩き、
そして走ってきました。

さて、3月末に取りかかった3000m障害台が
ご覧のように完成しました。
陸上競技の用器具には国際陸連の規格のしばりがあります。
3000m障害(サンショー)にも規格があります。
台の高さ914mm、台の幅127mmと決まっています。
何でこんな中途半端な数値なのかと思って調べてみたら
基本単位は英米のヤード・ポンドなのです。
914mmはぴったし1ヤード(3フィート)で、
127mmは5インチなのです。
瑞穂の国日本の単位は尺貫法です。
日本の製材も基本的にはこの規格に合わせます。
台に用いた角材の幅は105mm3寸5分)です。
5インチには足りません。
そこで、張り足します。



サンショーの台は基本的には屋外に置かれます。
そこで腐敗防止のために「木固めエース」(PS1000)という
ウレタン塗料を塗ります。

そして次は、黒・白のツートンにペンキ塗装します。
最初に白の色を塗ります。
そして、次はマスキングを施してから
黒のペンキを塗ります。
ようやく完成です。
願わくは納品先の選手がこの台で練習を重ね、
競技会で活躍してくれたらと思います。

それでは事故に気をつけて行ってきます。

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