goo blog サービス終了のお知らせ 
木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)




おはようございます。
一気に春が来たような暖かさです。
ランニングをしていても、花の甘いにおいを
感じることが出来ます。
知人がFacebookにおいしそうなタケノコを
UPしてました。

さて、ベンチが組み上がった一昨日の昼、
次の製作に備え、使ったカンナとのみを研ぎました。
2月に師匠から研ぎ方のコツを2つ教わったので
早速実践です。

 ・刃裏を先に研ぐ。
普通は表の刃先を研いでから最後に刃裏を研ぎます。
しかし、先に裏を研いでおくと「刃返り」が早く、
研ぎが効率的にできるというのが師匠の論です。
その後、普通に

中砥で研いで刃返りを出します。
そして、合わせ砥(あわせど・仕上げ砥石のこと)

文字通り、刃物と砥石を合わせるように
力を入れないで研ぎます。
仕上がりは

こんな具合です。

次は裏刃です。

これは逆目を止める役目をしますが、
あまりこれを丁寧に研ぐ人はいません。
しかし、師匠は「裏刃もしっかり研ぎなさい。」
「はい、わかりました。」

同様の理由でノミも

刃裏から研ぐことにしました。
昨年暮れに買ったこのノミ「童心」
大変よく切れ、仕上げの細工にあれこれ重宝してます。

それでは事故に気をつけて行ってきます。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )