木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)



おはようございます。

早起きして、図書館コースをMayと歩いてきました。

私はまだ右脚、ふくらはぎにしこり感があるのでランニングは見合わせます。

今日、治療に行くので明日は走れると期待してます。

さて、木工は木材と木材を組み合わせていくのが主な仕事です。

2本の角材を直角に組むのが「組み手」、代表的な技法は「ほぞ」です。

それに対して2本の角材を直線方向につないで伸ばしていく技法が「継ぎ手」です。

家具や建具作りでは「継ぎ手」を使うことはほぼありません。

作品の大きさが2m以内なのでつながなくても1本の木材で間に合うからです。

だから継ぎ手を使うのは主に大工仕事になります。

宮大工などの仕事に複雑な継ぎ手はたくさんあるようですが、

一般住宅では「蟻継ぎ」と「鎌継ぎ」があれば十分です。

先週、土台のつなぎに鎌継ぎをやりました。

名前の由来はうろおぼえですが、形が蛇の鎌首に似ているかららしいです。

丸鋸、のこぎり、かんな、のみを使い加工します。

まあまあのできだと思います。

横から見るとこんな感じで、これはオスの方になります。

メスと合わせたのが、巻頭の写真です。

これで角材が直線方向につながっていき、大きな家を作ることができるのです。

年度当初で多忙ですが

しっかり食べて(サラダが皿からボウルに増量されました)もちろん、飲んで乗り切ります。

それでは今日も元気に行きましょう。



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