木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)



おはようございます。

朝の散歩時は雲が空の半分、気温は3℃、無風。

練習は今日が三月のスタートになります。

まだ、月間1000㎞、年間12000㎞をあきらめたワケではないので

今月少しでも挽回したいと思います。

さて、なかなか納得のいく切れ味にならないヤフオクで落札した

グレステンの刃渡り27㎝の牛刀。

絶対、地金であるグレステン鋼はいいはずなので、

切れ味がイマイチなのは研ぎ手の私の方にあるとあれこれネットで調べて、

私なりに出した結論が、荒砥石からやり直そう。

そこで、職場から2~300mしか離れていない昔ながらの、

そして最近ではあまり見かけなくなった本格的な街の金物店

星野金物店に行きました。

「ステンレスの包丁の刃がなかなかおりないので、荒砥石ありませんか?」

店主さん「荒砥石は今はあまり出ませんね、

その代わりこのダイヤモンド砥石を買っていきます。」

ついでに、包丁研ぎのコツを聞きます。

やはり、荒砥(石)でしっかりと刃をつけることが大事と教わり、

私の判断は間違ってなかったと思い、さっそく実行。

300番って今まで使ったことのない粗さで、刃物に研ぎ跡がしっかり残ります。

じょりじょりと鋼が削られている感があります。

今までもっていた400番と

1000番が両面にあるダイヤモンド砥石も初めて

刃物研ぎに使いました。

これは中砥(石)で1時間かけていた作業が15分ほどで済みました。

そして、いつもの中砥が随分と滑らかに感じます。

仕上げ(合わせ)砥石は、荒砥で傷ついた表面を修復するつもり

なでるように軽く包丁を動かします。

合計40分くらいで作業終了。

さて、これで納得いく切れ味になっているでしょうか?

キャベツの千切り、及第点です。

いつものサラダ、グレステン1本で作りました。

おひな祭りのタイも牛刀でと思ったのですが、それはやりすぎと思いとどまり、

刺身包丁で刻み、

景徳鎮の皿に盛り付けてみました。

でも、目標が達成されればさらに上を目指したくなります。

まだ、少し刃先が滑る感覚があります。

それから、ステンレスでこれだけ切れるようになるなら、

鋼の包丁ももう少し上の切れがだせるのでは思ってしまいます。

それでは今日も元気に行きましょう。

 

 



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