東京下町・新小岩駅の不動産屋二代目のつぶやき

東京の下町・葛飾区新小岩で今年創業50年を迎えます不動産屋の二代目が気ままに書き綴った独り言ブログです。ブツブツ・・・

魚が消える日

2008年10月24日 09時04分56秒 | ニュースの話

朝日新聞に下記の記事が掲載されていた。

乳児用おやつでのどを詰まらせる事故がこの2年間で、首都圏で少なくとも7件起きていることが東京都の調査でわかった。水気がないのでのどについたり、口の中でうまくすりつぶせず大きなままのみ込んだりしたという。都は「一歩間違えば窒息の恐れがあり、安易に食べさせないで」と注意を呼びかけている。

都によると、2008年4月、都内の9カ月女児が「7カ月ごろから」と表記があるウエハースを食べたところ、のどに張り付き、呼吸ができなくなって一時意識を失った。このほか、東京消防庁は2007年度、せんべいやビスケットといった乳児用おやつでのどを詰まらせた4人を救急搬送した。千葉県と神奈川県の消費生活センターにも、チーズスティックと卵ボーロをのどに詰まらせたなどの相談2件があった。

 いずれもベビーフードや菓子の製造会社、ベビー用品専門店が製造し、「6カ月ごろから」「9カ月ごろから」などと適応月齢を表示して市販されている商品だった。

都は9月、乳児用おやつの実態把握のため、生後6カ月から小学校入学前の子がいる都民1005人にアンケート。乳児用おやつを与えたことがある959人のうち57人(6%)は「のどに詰まらせたので口の中に指を入れて取り出した」「窒息しそうになったので背中をたたいた」などと答えたという。

離乳食に使うベビーフードには硬さについて厚生労働省の指針や業界団体の自主規格があるが、おやつには適用されない。都は「メーカーは指針に準拠して適応月齢を表示しているとみられるが、おやつは水分が少なく危険性が高い」とみている。有識者やメーカーでつくる協議会で安全対策をつくるよう提言するという。

との記事。

う~ん・・・最近の「消費者にとても優し~い」世の中の風潮からすると先日一時製造中止を発表した蒟蒻畑の二の舞になりそうな予感である。自己責任はどこへ行ってしまったのだろう?餅は詰まらせても問題ないのだろうか?

何でもかんでも製造者の責任にされては、近い将来、「骨のある魚」「かゆくなる山芋」「止められないかっぱえびせん」も食卓から消えてしまうかも知れない。



大丈夫か?日本?

有限会社やな瀬不動産


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする