先日の静岡での「公務」である保育園への通園付き添い。
車ならば5分程度の距離であったが最初から車は考えておらず孫と手を繋いで歩き出す。アップダウンがある道ながら間もなく四歳児の孫もしっかりと歩いてた。これまでのひとり旅で実感していた「歩くと小さな発見がある」ので向かう道すがら「ん?この匂いはなんだろう?」「あれはなんて名前の花かな?」「板チョコレートみたいな(ガレージの)シャッターだね」などとふたりで街角の発見を楽しみながら歩く。よく喋るお爺ちゃんの血を引いてか彼女もまあよく喋る。会話がつきることが無く、時には立ち止まって観察したり、新しい道を見つけようと進んで行くと行き止まりで笑いながら戻ったりと大人の足で約15分程度であるが、彼女の速度と「冒険」を合わせながら歩いたので実際には倍以上掛かったと思う。また最終日のお迎えでは保育園に到着した時に雨が降り出し、傘を持っていなかったので園庭に向かい二人で腰かけ空を眺めながら雨宿りをして、小雨になった時を見計らって私のマフラーを孫の頭にぐるぐる巻きにしながらふたりで大騒ぎしながら帰宅した。それはそれは楽しい時間だった。
これからもしっかりと自分の足で歩いて色々なことをたくさん発見するんだよ。