西武・涌井秀章投手と西武球団の間で合意に至らなかった今季の年俸について、年俸調停委員会に採決を委ねた結果、3300万円増の2億5300万円(プラス当事者間で合意した出来高払い)に決定し、都内で涌井側、球団の双方に調停額を通知した。シーズンを通しての活躍、5年連続2けた勝利の評価を訴えた涌井の主張がほぼ認められた形となった。21日から合計20時間を超える協議を続けた調停委の結論は、涌井の“勝訴”だった。涌井は昨季27試合に登板し14勝8敗、防御率3.67で一昨年(27試合で16勝6敗、防御率2.30)より数字上は成績が下がっており、球団は「現状維持(2億2000万)」としていた。
正直、年俸の設定方法については正直私にはよく分からない。また潤っている球団とそうでない球団とはベースが違うだろうし、数字に表れない様々要因もあるだろうし、億を超える年俸を貰っている選手はそれぐらい活躍して当たり前だと思う球団の気持ちも分からないでもないし、選手生活はそれほど長くは無いので貰える時に貰っておくべきの気持ちも分かる。所詮人様の給料の事だ。
ただ選手があまり公の場でお金についてあれこれ行っている姿はお世辞にも格好良くは無い。いち早く全選手に代理人制度を導入して、「来季の年俸?さあ~代理人に任せているので・・・」と嘘でも良いからお金への執着心が全く無い姿勢を見せて貰いたいものだ。