「フレンチ・コネクション(1971年公開)」を観た。
【解説】 W・フリードキン監督によるドキュメンタリー・タッチの刑事ドラマ。マルセイユとニューヨークを結ぶ麻薬取引のルートを背景に、“ポパイ”ことドイル刑事が麻薬組織壊滅に執念を燃やす姿を描く。アカデミーでは作品・監督・脚色・編集賞に加え、G・ハックマンに主演男優賞をもたらした。
ジーン・ハックマンの豊かな頭髪が時代を感じる。大きな山場は鉄道の高架下での電車と車での上下でのカーチェイスで、あとは非常に淡々と話は進んで行くドキュメンタリータッチの生々しい感じの映画である。その山場も有名な上記のチラシで、「あ~あいつ撃たれちゃうんだな」と予測がついてしまうし、最後は非常に消化不良であったが、舞台となっているブルックリンの街並がどのシーンを切り取っても素敵だった。
それにしてもタイトルの「フレンチ」はあまり意味を感じなかった・・・